、、、、、、、。
まったりしすぎて、、、っ泣
五月場所もすっかり終わってしまいました泣。
もう先月のことよ。
「この記事」までを
「五月場所前」に更新して一区切りにしたかったのですが、、、。
ずっと放置のまま、、、で夏場所が終了した。
タイムリーさ皆無
更には
季節感も(もはや)全くない記事ですが
ここまでを
「行司さん特集(cover story)」<前編>として区切ろうと思います。
※苦し紛れに最後は五月場所の写真も入れています。
では!
ドゾ~(*゚∀゚)ノ
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(結果として)
夏場所後に振り返る
春の行司さんの御姿。
前編最後は
こちらの御方↓↓
木村元基さんです。
○幕内格行司
○湊部屋所属
○東京都出身
「元基」という行司名は、入門時からずっと変わっていません。
本名でもありません。
由来は後援会長さんの下の名からで、
名付け親は先代のお師匠様だそうです。
御本人曰く「しばらく変えないつもりです」とのこと。
以上、『大相撲力士名鑑』より。
式守与之吉(現式守勘太夫)さんとは
昭和43年生まれの同い年で、
採用年月日も昭和59年4月と
同期になります。
取組での登場は
木村元基さん
↓
式守勘太夫さん
の順です。
取組時の元基さんは、、、
力士さんの傍に
ほぼ直立でスッとお立ちになられ、、、
あまり高低差なく
すらり と
スマートに
裁かれる印象です。掛け声も激しくナイ。
※)対して高低差も掛け声も著しく激しい御方↑↑
春場所での元基さんは、、、
白鷹の絵図が印象的な軍配を使用されておられました。
こちらも与之吉さん(当時)と同じく
15日間を通してお使いになられた、、、
気がします。気がします。気がします、、、。気のせいだったらごめんなさい。
もう一方の面には
「 気炎万丈 」の四文字。
「気炎万丈」とは
“ 燃え上がる炎のように、他を圧倒するほどの意気込み ”
のこと。
・「気炎」は燃え上がる炎のように盛んな意気込み。
・「万丈」は非常に高いことで「丈」は長さの単位。
表情もほとんど変わらず、冷静沈着。
スマートな裁きの御姿とは裏腹に、
そのお心の中は、熱い心意気が満ち満ちておられるのでしょうか。
また
この「白鷹軍配」は
両面の装飾が
絹織物でつくられているそうです。
※軍配の両面に、絹織物が貼られている。という。
つまり
白鷹の絵図も
気炎万丈の文字も
絹織物の織り目によって表現されている らしい のです。
さらに
与之吉さんが春場所で使用された軍配も
同じく絹織物によるものです。
↓↓
龍と雲の絵図。
もう片面には
「 一瞥無心 」の文字。
両軍配の織物は
同じ職人さんが手掛けられたものなのだとか。、、、たしか。
与之吉さんの元記事が消えてしまったので記憶頼りです。汗
また
立合い。軍配を返すとき
与之吉さんは文字の面を正面に向けられていましたが
元基さんは絵図の面を正面に向けられていました。
軍配って
漆塗りや
木彫り
のイメージが強かったのですが
織物が貼られた軍配って、、、?
どんな風になっているのだろう、、、?
どんな質感なんだろう、、、?
と
春場所中は
与之吉さん
and
元基さんを
拝見しながら
興味は尽きませんでした。
その後の~春巡業にて~
!!!
白鷹軍配が目の前に!
元基さんに
サインを頂いたときの出来事です。
優しい雰囲気でサインを快諾してくださっただけでも
感激だったのですが、、、。
この時に
白鷹軍配を超間近で拝見する、、、という
非常に貴重な機会をいただきました。
「軍配見せてください!」とか何も言ってナイのに、、、(っД`)<あたりまえ
迫力満点
圧倒される白鷹の姿。
鋭い眼力。
しかも
ひとつひとつの織り目が確認できる!
緻密な織り込みによって、素晴らしい鷹の姿が表現されている、、、!
絵図が “ 織られている ” ということを実感しました。
また
テレビの映像では
軍配も軍配紐も、新品の様にきらりと照明に反射していますが、
実際のものは
良き意味で使い込まれ
行司さんの手に馴染んでいらっしゃる様相でした。
軍配は
行司さんの身の一部となり
その手に、身体に、心に馴染まれ
様々な名勝負を
命がけの一戦を
共に戦われてきた
大切な大切な御品であるということ。
実物の軍配を目前に
そんなことを感じることができました。
* * *
そして元基さんは
色紙に私の名前をしたためて下さりました。
※行司好きの友人ミサさんの仰る通り、
元基さんには
名前の漢字が一発で伝わります。地味に感動した、、、泣
さらに
軍配を反転。
もう片方の面も拝見することができました。
同じく緻密な織り目によって表現された
黒地に浮かびあがる
力強い
「 気炎万丈 」
の文字。
元基さんは
「この言葉を書きますね 」
と仰って
まさに
白鷹軍配に因んだお言葉を
したためて下さいました。
タイムリー(当時)すぎて感動。
涙涙涙ものです、、、!!
加えて
「平成」最後の巡業、お相撲
ということもあってか
「“平成” も 入れておきますね 」
、、、と
どこまでも細やかなお気遣いで
本当に本当に素敵な色紙を
書きあげて下さりました。
この日
心に
感覚に
残った感動。
元基さんの御姿と丁寧なお人柄。
今後もきっと
繰り返し蘇ることでしょう。
改めて感謝でいっぱいです。
* * *
さて!
タイトル無視して
五月夏場所での元基さんです。
国技館でも
引き続き白鷹軍配をご使用でした。
しかも夏場所は、、、↓↓
「D 」紋 装束とともに――。
ヒラリ と舞う元基さん。
―――とD 。
後援者さまの会社のロゴマーク?のようです。
印象的で目を惹く装束です。
スマートさ
優しさ
雰囲気そのままのお人柄で
一生の思い出を
心にポンッと与えてくださる
木村元基さんでした。
春夏を駆け抜けた
白鷹軍配に因んで。