こんにちは。藤本です。
久しぶりに、剪定中に見つけた虫の話です。
この間、マツの剪定をしていたら枝にこんなものがくっついていました。
私は虫に親しむタイプの子供ではなかったので、カマキリの卵でさえ正体がわからず、何か見つけるたびにいつも人に聞いて確認しています。
これはその場では何かわからなくて、とりあえず写真を撮っていたんですが、後で確認したところヤママユガの仲間の「クスサン」という虫のサナギのようです。似たものが他にいなければ。
よく見ると、中に何かいるのがうっすら見えるかと思うのですが、中身がサナギ(の抜け殻)で、外のあみあみはサナギを守る繭なんですね。
軽くて中身は空のようだったので、繭を破ってみたのですが、虫が作る繭ってすごく丈夫ですね。身を守るためなので当然といえば当然ですが、人が絹を繊維として利用するようになったのも頷けるな~と思いました。
中のサナギの殻らしきものはすごく綺麗な形で残っていて、あまりにそのまんまの形なので、成虫は一体どこから出て行ったのか不思議なぐらいでした。成虫になりたてのときは組織が柔らかいから、狭いところから出ていけるようになっているんでしょうか…?
中身の写真は残念ながら撮っていないのでお見せできないのですが…気になる方は「クスサン サナギ」で検索してみて下さい。