皆様、新年明けましておめでとうございます。

インスタに新年のご挨拶を投稿しましたので、見ていただけると嬉しいです。



年末年始、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?

藤本は、ほぼ引きこもって掃除をしたり、部屋の模様替えについて考えたりしていたらいつの間にか休みが終わっていましたが、これぞ自分という感じがして、いつになく良い感じのお正月休みでした。


初めて初日の出を見られたのはすごく良かったです。儀礼的なこと全般を軽んじてきてしまいましたが、いざやってみるとやっぱりいいのだなと感じることが多いです。


今日から仕事始めの方が多いのではないかと思いますが、お休み中に鈍った体で無理をされることのないよう、ご自愛ください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!




庭処花梨は下記の期間中、冬季のお休みをいただきます。

 

令和6年12月29日(日)〜令和7年1月5日(日)

 

メールやホームページのメールフォーム、インスタのDM等からのお問い合わせは随時受け付けておりますが、休業明けの1月6日より順次の返答となりますことをご了承ください。

 

 

 

 

 

今年は例年以上に業務がバタついており、どうなることかと思いましたが、恒例の門松作りも無事に完了してホッとしております。

(剪定をお待たせしているお客様には毎度本当に申し訳ありませんが、もうしばしお待ちください…!)

 

富士工作所さんで毎年組ませていただいている大きい門松の制作過程をタイムラプスで撮影しました。後ほどインスタにもアップする予定です。

今年は竹カットのプロフェッショナル今川さんの腕にもますます磨きがかかり、カッコいい笑い口ができていますのでぜひ見てください!

 

 

さて今年は、植栽や庭の工事をさせてもらえる機会があったり、里親事業も良いペースで回り出し、お陰様で本当に良い一年となりました。

人に喜んでもらえる、自分たちも喜べる仕事を志して今後も邁進してまいりますので、来年もどうぞよろしくお願い致します。

お体に気を付けて、皆様良い年の瀬をお過ごしください!

こんにちは。ブログの更新をサボっていた藤本です。

 

 




これは、去年の春に弊社事務所に植えた「クロハトベラ」という木から、挿し木で増やした子供たちです!


 


親はこの木です。「ピットスポルム」という名前でも流通しており、近頃人気が高まっている木のようですね。

 

クロハトベラを扱ったのはあのときが初めてだったのですが、常緑樹のなかでは大変涼やかな見た目をしており、なおかつ成長も穏やかかつ健やかで、花梨内での評価はにわかに高まったものの、お客様の庭に植栽する際に欲しいと思っても、いつもお願いしている植木農園さんで在庫が無いことが多いのです。

 

どうにかならんかとネットで調べていると、挿し木で増やせないことはないという情報がヒットしたので、去年の年末に試しに20本ほど枝を切り挿し木して、サンルームのようなところで管理していたら、うち4本が春に発根して株分けに成功しました。20分の4なので、成功率は20%ですね…。参考にした論文では同時期で20~50%とあったので大成功とは言えませんが、まぁこんなものなのでしょう。

 

 

 


挿し木のために切った切り口からは、白い樹液が出てきていました。強くはないものの毒性があるようです。


 


挿し木した当初は4~5センチ程度の枝だったのが、今現在は長いもので20センチぐらいに伸びています。もうすぐ丸一年になろうかというところですが、ずっと一本のまま上へひょろひょろと伸びているだけで、脇芽が出て枝分かれするなどの気配はありません。


 


頂点からは今も芽吹いてきています。上にだけ伸びるぞという意気込みを感じます。

もしかしてどこかで一旦生長点を止めて分岐を促してあげるべきなのか、今はまだ放っておくべきなのか…?何もかもわかりませんし、どこかに出せるぐらいの大きさになるまでにあと何年かかるのでしょうか。

果たしてそうなる頃には植木農家さんの供給も追い付き、貴重でもなんでもなくなっている可能性が大いにありますが、挿し木から成長を見守ってきた植木が立派になって出ていくとなればそれはもう嬉しいと思うので、このまますくすくと、なるべく早く大きくなってほしいと願います。

親木からは今年も若く良い枝がどんどん出てきているので、また次は去年よりもちょっと多めに挿し木してやろうかと思っています。

こんにちは。藤本です。

 

弊社の植木畑にあるオリーブの木が、実をたくさんつけております。

 



10月に発行予定の次の「花梨の樹」でオリーブの実の利用について書きたいと思っているので、近日中に収穫して調理しようと思います(失敗したら別のことを書きます)。

 

 

さてさて、本当に突然涼しくなって焦りますよね。日中は日差しがあると暑いですが、空気が全然違いますし、朝夕は寒いぐらいです。

これぐらいになると仕事もしやすいですが、同時に冬の訪れに対する恐怖も高まりませんか…。

今月は工事ばかりしています。詳しくご紹介できる日が来るかどうかはわからないのですが、オープン予定のこんな素敵なカフェのお仕事もさせていただいております。




全員総出でレンガを並べて、オープンテラスを作っています。

こちらの施主様には、植木の里親事業の木も引き取っていただいたりしているので、そちらもまた紹介できたらと思っています。

 

そろそろ、というか既に剪定シーズンに入っていますが、工事で剪定が遅れがちになっているので、気を引き締めて年末まで駆け抜けねばと思います。

 

こんにちは。

日中、日差しの強くない屋内なら扇風機のみでなんとか過ごせるかも、程度の気温になってまいりました。

この間、地域の流しそうめん大会のお知らせを見たのですが、日程が9月になっていました。「9月に流しそうめん……」と思いはしましたが、もはや9月ぐらいにならないと夏らしさを満喫することさえできないということなのでしょうね。

 

 

さて、前々回のブログで施工中の様子をお伝えしていた工事が完了しました!

 

広々としたコンクリート洗い出しのスペースで、来客時も安心です。

カーポートは一番多いであろうポリカ屋根のものではなく、完全に遮光するタイプの屋根です。木調が見た目にもスタイリッシュですし、車内が暑くなりにくいのも良いですね。

 

 

植栽はこのようになりました。

小さい敷石と延石を組み合わせて作った意匠や、背の高いアオダモの幹も、窓のスリットからいい感じに見えるのではと思っています。

どれも穏やかに成長する木ですので、伸びて伸びて暑苦しい!とはなりにくく、お手入れしやすい庭になってくれるはずです。

 

木々の瑞々しさが加わるだけで、外構全体がぐっとよくなるのがおわかりいただけるでしょうか。

右のニシキギは、秋になると真っ赤に美しく紅葉するので、季節ごとの楽しみも増えますね。

 

門柱周りにも木があると、バランスが取れて整った印象になりますよね。

アプローチの乱形石も、建物や左官塗り仕上げの門柱とマッチしていてかっこいいです。

 

植栽を入れるのは、美観向上のためというのがもちろん大きいのですが、地面すべてに蓋をしてしまわず、少しでも土壌が呼吸できる余地を残すというのも、ささやかですが土壌の健康を損ねないための手段として考えています。

夏の暑さをどうにかするようなパワーはなくても、少しづつできることを意識して、みんなで多少マシにしていけたらいいですよね。今後も皆様にどんどん植栽のご提案をして、ガンガン植えていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします!

 

 

今回の工事では、完成の数日後、強い日差しに耐えかねて下草が弱ってしまうなど、ハプニングもいくつかありましたが(また捕植に伺わせていただきます…!)、ひとまず無事に完了して施主様にも気に入っていただけているようで、大変嬉しい限りです。

工事をお任せくださった施主様、そして元請け会社の株式会社スパイラル様、ありがとうございました!