ニワタマ時感:6月19日(水)……6番目のお隣さん | ニワタマブログ

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  居茶珈屋 

鶏がさきか卵がさきか

ニワタマのお隣さんに新しいお店がオープンした。「RAN」という名前のカレー屋さんだ。

 

ニワタマ開店当初、そこには三角屋根の不動屋さんがあった。ニワタマが開店して4~5年くらい経ったころ、現在の飲食店向き店舗に建て直された。ここで最初に営業したのは、すき焼き屋さん。開店のお祝いを持っていくと、お一人様向きのすき焼き鍋をお返しにとプレゼントしてくれた。それは、かなりしっかりした造りのもので、今でも使わせてもらっている。霜降り和牛のすき焼きなんて、贅沢なメニューを僕らでも時々足を運べるくらいにお手頃価格で提供してくれたお気に入りの店だった。

その数年後に、イタリアンをメインにした居酒屋が2件、どちらも4~5年くらいでやめてしまい、その後、JOY丸さんがお店を構えた。JOY丸さんは、いろいろ工夫しながら確か10年以上営業していたと思う。愛想っ気がないけれど、いかにもまじめそうな青年が店主。決して媚びたりしないその姿勢は最後まで貫いていたようだ。辞めてしまったのが残念でならない。

 

そう考えると、RANさんは、6軒目のおとなりさんということになる。

 

新しいお店ができる度に、ニワタマ開店の日のことを思いだす。

あれから40年も経つというのに、あの日のことは、昨日のことのように思い出すことができる。前の日は、ほとんど眠ることができないくらい開店準備に追われた。どうにかこうにか、開店時間の11:30(当時のニワタマはお昼から営業していた)に仕込みが間に合い、いざオープン。最初にニワタマのドアベルを鳴らして訪れてくれたのは、ニワタマの取引先の業者の方、男性2名様だった。本当は、新しいお店の最初のお客様が、女性だと縁起がいいと聞いていたので、ほんのちょっとだけ残念と言う気持ちが沸いてしまったが、気を取り直して笑顔で応対。今となってみれば、あのジンクスは当てにならないと言ってあげれるのだが、あの時の僕らは、初日からのマイナス要素は、少しでも減らしておきたかったので、心の中は、もやもやしていたのかもしれない。

注文は、チキンカレーライス……この後のことは、以前ブログにあげているので省略。

 

最初の頃は、一日のお客様が5~10名様位。ただありがたいことに、0と言う日はなかった。コロナがなければ、その記録は未だ続いていたかもしれない。

 

とにもかくにも、新しいお店がオープンした。まだ、どんな方が店主なのかはわからないが、南麻生がもっと賑やかになるように、一緒に頑張っていきましょう!今、隣で頑張っている人たちのいっとき一時が素敵な思い出の時間になることを心より願っています。