稽古時のメモ〜歩き方について | 剣の究極……二刀流/二刀流 八重波会

剣の究極……二刀流/二刀流 八重波会

古流剣術山口流を再編纂した「玄黄二刀流(げんこう にとうりゅう)」剣術・居合を稽古している
「二刀流 八重会(にとうりゅう やえなみかい)」です。

先日組太刀の稽古で、熱の入りすぎた会員さんがふくらはぎに肉離れを起こしてしまった。

よくその過程を聞いてみると、後ろに一旦下がってすぐに前に踏み込む際、後ろ足爪先で急激に踏ん張ったらしい。

そのときはテーピングで何とか対応した。それにしても大変申し訳ないです…。



玄黄二刀流(というよりおそらく全ての古流剣術)では、体重移動で身体を動かす。

胴体が垂直のまま移動し、それに脚がついてくる。素早く動く時も素早く胴体が移動するだけ。脚や爪先の力(つまり末端の力)で胴体を動かしたりはしない。

実感として脚はいつも力まず楽になっている。自分は稽古で肉離れになったことはない。



これを伝えたつもりだったが、まだうまく会員さんに染み込んでいなかった。昔稽古していた剣道の癖がでてしまったそうだ。

初心のうちは、稽古でスピードを出させては行けないと痛感しました。