再び与那原町コミュニティーセンターにて。
今回は「玄黄二刀流」居合形の立技に集中しました。立技五本をすべて稽古したのは今回が初めてです。
玄黄二刀流の居合形には対三人、対四人のものがあります。とくに対四人の形が面白い!
四人の敵が自分を取り囲み、同時に斬り掛かってきます。これにどう対応するか。
非常によく考えられた形で、稽古するたびに感心します(これを実際の速度で動くのは、至難の業ですが……)。
居合の形稽古は基本的に独りでおこないますが、まずは相手を置いて稽古します。とくに多人数を相手にする形は、勘違いをしやすい。的の動きを一人一人チェックしながら進めます。
非常に難しいですが、動きが理にかなっており無駄がありません。「二刀流は、通常の一刀より有利なのか」は古くから議論になっていたようですが、「玄黄二刀流」の場合、有利だと思います。