早稲田大学合格への道(パート1) | nito column

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教室長や講師達の、日々の「気付き」を綴っていきます。

こんにちは、講師の北川です。


僕が講師になって約1年が経ち、今年度の高校入試も終わりになりました。

ここで、自分の体験談を話そうと思います。




僕は、中学3年生の頃、nitoに通っていました。


その時のnitoは、開校1年目で、僕は1期生。

僕がなぜ塾に通うと決めたかというと、勉強が全然できなかったからです。

nitoに通う前の、中3の初めの方の模試では、5教科の偏差値がなんと40台でした。




ここで少し話が変わりますが、僕は、母親が歌手ということもあり、小さい頃から音楽に親しんでいました。

3才からピアノ、10才からギターをやっています。


ヤマハに通っていたので、発表会などがたくさんあり、それだけ課題曲も多くありました。

小学生の時ですが、課題曲では、すぐには弾けるようにならない難しい所ももちろんあり、そのたびに家でひたすら練習させられました。

なかなか弾けるようにならないと、悔しくてイライラして泣いたり、楽譜を破いたりしていました。笑


しかし、その度に親が「そのままじゃ絶対弾けるようにならないよ」と厳しく叱ってくれました。

叱られるとより悔しくなって、『絶対弾けるようにしよう』とさらに練習しました。

結果、課題曲は弾けるようになり発表会はうまくいきました。



そんなことが日常茶飯事で、次第に僕の頭の中に、

「努力しないと何もできない」という感覚が植えつけられていきました。

曲が弾けないとわかってその場でやめたら、あたりまえですが弾けるようになりません。




また、もちろんこれは音楽に限った話でもありません。


僕はnitoに入って勉強を始めた頃に、今まで成績が良くなかったのは、

ただ「勉強する努力」をしてこなかっただけだと改めて感じました。

このことがとても悔しくて、それから猛勉強をしました。


そして、7月か8月あたりの模試では偏差値を60を越えるにまで上げていました




僕が持っている感覚は、「努力をすれば何でもできる」ということではありません。

実際、僕は中3の頃ずっと勉強し続けましたが、残念ながら第1志望校には受かりませんでした。


しかし、勉強をし続けなかったら、第1志望校合格どころか、偏差値も40台のままだったと思います。


結果は不合格でも、努力したおかけで自分の学力は明らかに上がりました。



僕が生徒にしてほしいことは、僕が音楽を通してしたように、

「努力しないと何もできない」を、言葉でなく感覚として実感することです。


また、自分がしっかり努力して勉強してきたなら、たとえ志望校が不合格でも

成績は上がったであろうし、その努力が無駄になったということではありません。


合否など気にせず、ひたすら努力して欲しいです!




中3生はこれから高校に入学し、中2生はこれから受験生になります。

勉強はつらいかもしれませんが、自分の努力を試せる機会だと考えれば頑張れるはずです。

健闘を祈ります!







早稲田大学 政治経済学部 北川