ワシントンDC行ってきます!!① | nito column

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教室長や講師達の、日々の「気付き」を綴っていきます。

こんにちは、押上教室長の大岐です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!!


この記事を書いていただいた奈良崎先生は現在渡米中 飛行機

小池先生のブログ「【国際大会出場決定‼】模擬裁判大会で優勝しました①②」

も合わせてご覧いただけると、詳細がよくわかると思います にひひ

もちろん小池先生も渡米中です♪ アメリカ




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nitoで講師をしております奈良崎です。
どうもこんにちは。

今回は、私が大学で経験していること、
そして、その経験からアドバイスできることについて書きたいと思います。


私は今、大学のサークル活動(小池さんと同じです)として
国際法の模擬裁判をやっています。

この国際法模擬裁判は、「異議あり!」や「有罪!」など、
“逆転裁判”のように法廷で騒ぐようなものではなく、、、
チームから、「弁論者」と呼ばれる代表者を4人出し、
その弁論者が「裁判官」と問答をして、その弁論のポイントを稼ぐというものです。

簡単に言うと、代表者がみんなの前で話して、
裁判官の質問に上手く答えられるかどうかを競うゲーム
です。

裁判官には国際法の学者や、外交官の方が来てくださいます。

全国から様々な大学が参加し、日本一のチームを決めます。
勝ったチームは、日本の代表としてアメリカのワシントンで行われる世界大会に出場します。


日本ではあまり知られていませんが、この大会は1960年にアメリカで始まり、
今や80ヶ国も参加する伝統のある大会です。

私はそのサークルのチームで弁論者として大会に出場し、
去年12月に行われた日本一を決める大会で優勝しました。

そして今年の4月(今です!)、私のチームはワシントンの国際大会に日本代表として出場します。



以下では、
第一に、日本大会を迎えるにあたって、自分が経験した困難
そしてそれとどのように向き合ってきたかについて、

そして第二に、その経験を踏まえて、大切だと感じたことについて
書きたいと思います。


私はこの大会の準備をするにあたって、多くの困難と向き合ってきました。
中でも苦しめられたのは、「英語」。

実はこの大会、話すことも、裁判官からの質問も全て英語で行われます。
ですので、一にも二にも英語が重要です。

しかも、私のチームでは伝統的に何も持たずに弁論台に立つので(カンペなしということです)、
多くのことを頭に入れていかなくてはなりません。


私はnitoで英語を教える立場にありますが、話すのが得意なわけでもなく、
聞くのが得意なわけでもない、生粋の日本人です。

だから、カンペなしで弁論というのは私にとって困難以外の何物でもなかったわけです。


また、チームで話す代表4人を決める際には、
帰国子女の人との選考にも勝たなくてはなりませんでした。



そもそも、なぜ私がこんな辛いことをしてまで、弁論者として大会に出場しようと思ったのか。


それは、将来の自分の夢の実現のために必要だと考えたから、ということと
英語だから、といって帰国子女の人たちとの勝負から逃げたくなかったからです。

選考で弁論者として選ばれてからの練習でも、
最初はほとんど話せず、厳しい指摘を受ける日々が続きました。

また、弁論者である私が大会で失敗すれば「チーム全体の負けが決まってしまう」
という重圧も常に頭をよぎり続けました。


私はその困難をなんとか乗り越えようとしました。
そのためには、

「できない自分を見つめ」
「できない部分を補うために出来ることを意識して練習に打ち込み」
「自分の中で幾重にも努力を積み重ねていく」

それしかありませんでした。


こうして1か月間の練習を経て、大会を迎え、チームで優勝し、
大会では個人賞も頂くことができました。




次のブログでは、この経験から私が大切だと感じたことをご紹介します。





早稲田大学法学部3年 奈良崎