台湾に行ってきました!その1 | nito column

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教室長や講師達の、日々の「気付き」を綴っていきます。

はじめまして、講師の井村です。


所属は明治大学 政治経済学部です。



今回は初めての記事ですが、自己紹介は次にするとして台湾に行ってまいりましたのでそれについて書かせていただきたいと思います。




僕と台湾との出会いは、おそらく小学校高学年。


市の図書館で金美齢さんの本を読んだときだったと思います。


どのようなタイトルの本を読んだかははっきりとは覚えていませんが、衝撃を覚えたことは、はっきりと記憶に残っています。


特に国家観や女性観が変わったことは大きく、国家観は著書から、女性観や人生観は彼女自身から影響を受けたことは否定できません。


それから10年近く経ち、彼女の著書(※)を再び読む機会がありまして、その時の思い出や、考えた事を思い出し、





「ちょっくら、台湾に行くかぁ」




となんとなく思った矢先、両親から


「台湾に行こう」


という誘いが会ったので迷わずOKしました。


ご存じのとおり、台湾は東アジアの西岸にある台湾島とその周辺の諸島から構成される”一地域”で大きさは日本の九州程度です。



日本は日本「国」、中国は中華人民共和「国」、韓国は大韓民「国」、しかし台湾は台湾(臺灣)「省」です。



なぜ、台湾国(臺灣國)とならないのか。



それは台湾を中国の一地方と位置付け、国として認めない国際世論の影響であり、
また、国際法的に台湾の主権移転対象(帰属先)が不明確な状態にある事もその一因と言えます。


台湾はそのような複雑な関係性と歴史性を持ち合わせた国だからこそ、知りたくなったのだと思います。



さて、


僕の故郷は三重ですので、中部国際空港(セントレア)から台湾に行くことになりました。


セントレアから台湾の台湾桃園国際空港までは2時間半ほどと、機内で映画を一本見終われば着いてしまうというお手軽さです。




では、観光名所と個人的に行った場所の写真を少々。


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これは、台北101(正式名称:台北国際金融センター、臺北國際金融大樓)で、101階、500mを超えるビルです。


実際に僕たちが行けるのは99階までですがそれでも高く台北市を一望できました。


この台北101、もちろん101階の「101」ではあるのですが、ガイドさん曰く他にもいくつかの意味が込められているらしく、



「100で満足せずに100を超えて行こう。」



という意味もあるらしいです。



これはとても重要なメッセージです。



100は限界を意味します、即ち「限界なんてないんだ」という意味にも取れます。


20年という短い人生経験ではありますが、その経験上得られたことを言いますと、「たいていの場合限界を決めているのは自分」です。



「もうこれ以上は無理やろ」


「もしかしてこれが俺の限界ちゃうか?」


という気持ちが限界点を設定してしまうのです。


テストの点数も然り、100点(限界)を設定しているのは先生達で、自然に作られたものではありません。

本来、能力において限界というものを世界は設定していません。


だからこそ、自分の能力や才能には貪欲になってもらいたいですし、僕自身も貪欲でありたいと思っています。




次回に続く…




※「政治家の品格、有権者の品格」 金美齢 著(ゴマブックス)

 「私は、なぜ日本国民になったのか」 金美齢 著(ワック)