昨日は、行政書士試験の合格発表日でした。
私の予想では、合格率12%から13%くらいかと考えておりました。
前年と比べ民法は難しくなり、一般知識で没問があったため、そのぐらいではないかと考えていました。
今年の合格率は、12.7%ですね。合格者の平均点は197点で前年度から-3点でした。
12.7%という数字は、行政書士試験の合格率としては、高いほうなのです。
去年の15%を越える合格率は高すぎるとしても、13%に近いこの数字も、十分高いものです。
私なりの来年の展望を述べますが、この比較的高い合格率は来年も続くと考えています。
来年10%を切る合格率にはならないと思います。
13%近い合格率の次の年の合格率が一桁の合格率になってしまった場合には、下がりすぎて、国民の批判を受けるであろうからです。昔、合格率が2%台の年がありましたが、その年の前年が19%台ありましたから、そのときの受験生は極端に下がった合格率に相当大変だったと思います。当時の受験生はかなり怒っていました。
これは極端な例ですが、あまりに下げすぎると国民からの批判にさらされると思われるので、来年が一桁の合格率になることはないと思います。
今年合格された皆様おめでとうございます。
来年受験される予定のみなさん、合格率はまだ10%を超えていくと思いますので、来年に向けて計画的に動き出していきましょう。