先日のBLOGに書きましたが、YouTubeで
”緊急事態宣言中の自宅トレ、自主トレについて”
というLIVE生配信を行いました。
おかげさまで沢山の方に視聴していただき、チャットも盛り上がり楽しい時間を過ごさせていただきました。
その中で、道場生から
「朝ランして公園でシャドーや筋トレをしています。シャドーの注意点を教えてください」
という書き込みがありまして
「朝ってことは、毎朝一生懸命配信しているオンライン空手教室見てないな、こいつ??」
とも思ったのですが(笑)
よくよく考えてみると、元々始めた際に
「子どもなら部屋が狭くてもこれくらい動けるかな?」
という設定で始めたので、大人がやるにはよほど部屋が広くないか、もしくは下の階に気を使わなくて良い環境じゃないと難しいんですよね。
大人は公園でトレーニングしている
そこでTwitterやインスタをリサーチをしてみると、公園でトレーニングしてる人意外と多いんです。
そりゃそうです、大人の人は、みんな在宅ワークだったり出社しても、感染しないように気を使ってるので、仕事終わったら、広い所で動きたいですよね。
最近ランニングする人、沢山見るはずです。
しかし格闘技の練習は公園で1人だとシャドー、筋トレ、ストレッチくらいしか出来ません。
そうミットやサンドバッグなど、打撃系格闘技の一番の魅力である対物のトレーニングが出来ないのですね。
昔の空手家や一部マニアの武術家(私も含む)の方でしたら、巻藁や鉄砂袋を叩いて部位鍛錬して拳を鍛える方法もあると思いますが、それよりも
「気持ち良く叩いてスッキリしたい」
という人の方が多いはずです。
ホームメイドサンドバッグの作成を閃く
そこで昔からぼんやり考えていた、公園でトレーニングするためのホームメイドサンドバッグを作成してみようと、いつも使っているアイデア用スケッチブックに書いてみました。
最初はチューブでまとめようと思っていたのですが、ふとアイデアが降りて来ます。
「結束バンドだ!!」
そしてAmazonで検索すると、さらに見覚えのある単語が出て来ます。
「荷締めバンド」
そう、20年以上前トラックの運ちゃんやってた時にお世話になってた一品。
この二つを、見た時に直感しました!!
「イケる!!」
私の人生、こういう時の閃きは100パーセント成功するんです。
早速近所のコーナンというホームセンターに行き購入、道場からミットを3つ持って来ます。
しかし外は季節外れの暴風雨、これでは外のロケはできないですし、部屋で撮っても映像が暗くなる。
流行る気持ちを抑えながら翌日を待ちました。
そして天気は快晴!!
嫌がる息子にお小遣い200円渡してカメラマンになってもらい(笑)、まずはミット作成動画を部屋で撮影。
当然リハーサルなどしません、頭の中で描いた物をほぼ一発撮りでクリア!!
予想通りの物が出来上がりました。
まあ正確に書くと、サンドバッグではなく括り付けキックミットなのですが、細かいことは置いておいて、、、
まさかの少年部生徒と遭遇
そして出来たばかりのミットを持ち、狙いをつけてた近所の公園へ。
あまり遠くに移動するのはこのご時世嫌ですし、そこはほとんど人も来ない地味な公園、感染の心配もありません。
またどこにでもある小さな公園なので、見た人が真似をしやすいのではないかとロケ場所として選びました。
そして撮影、息子は友達に見られるのではないかと、恥ずかしそうに集中せず何度も撮り直し。
そうこう撮影が進んでいるうちに、1組の家族が遊びに来ました。
その頃、私はゾーン状態に入っていたので気がつかなかったのですが、撮影が終了した時息子が一言
「あれセイシロウだよ!」
なんと武道空手少年クラブ鷹の台教室の子供じゃないですか
あれ見られてたのかと思うと、流石に恥ずかしくなって来て、、、、(笑)
すぐにご挨拶に出向き、ソーシャルディスタンスを保ちながらお母さんと談笑。
「朝のYouTube、この子は起きられないので後から見てます!!」
それだけで嬉しいものです。
そんなこんなで撮影したものを徹夜で編集、出来上がった動画がこちらなんです。
12分ほどです、ぜひご覧ください。
途中女の子の叫び声が聞こえるのは、お姉ちゃんがきっと公園にあるコーヒーカップに乗って回っていたのでしょう。
私の編集技術ではこれくらいが限界なのですが、動画もそうですが、何よりホームメイドサンドバッグ、秀逸の作品が出来たと思います。
誰も言ってくれないので、自分で言います。
「俺、天才!!」(笑)
打って見ればわかります、打ちごたえ、蹴りごたえ、普通のミットともサンドバッグとも違うのですが、かなり満足いく代物です。
自動的に私は毎日これでトレーニングすることとなりました。
このミットで、新型コロナウイルスのせいでストレスが溜まっている、日本中、世界中の空手家、格闘家が気持ち良くトレーニング出来ることを祈って、配信させていただきます。
同じ物を作ってインスタ、フェイスブック、TwitterなどSNSに投稿してくれたら、西川は泣いて喜びます。ミットを作っているメーカーさんも号泣するはずです(笑)
ぜひこれをお読みになったみなさまもこの自粛期間、力と知恵を合わせてストレスと戦い免疫力を付けて、この難局を乗り切りましょう!!
押忍