台風の通過に伴い、早々と学校は休校を宣言し、電車も本数を減らしたり運行区間を制限する等の対策が取られる。
会社では可能な限りリモートワークにするよう前の日から通知される。
令和だ。
全然自慢にならないけど、昭和のサラリーマンはどんな天候でも出社していた。
今はSNSで電車の運行状況が把握できるが、昭和は駅に着いてから情報を確認していた。迂回経路は頭の中に入っていた。
そんな中で会社の始業時刻までに、何事もなかったかのように自席に座っているのが一種優越感だった。
大雨の日は足元がびしょびしょになるので、タオルと替えの靴下を持参し、仕事机の下ではサンダル履きだった。
電車の運休が重なり、バスまで使って会社にたどり着くとお昼という事もあった。もう雨はすっかり上がって晴れ間が見えているのに、足元ずぶ濡れのくたびれた格好で登場、なんて事も。
そんな自分が管理職になると「安全のため無理に出社しないで」と呼びかけるんだから今考えるとすごいバカげてる。










