シネマ「ミッシング」

>本日、公開の映画、石原さとみさんが、失踪した娘の母親役を演じた「ミッシング」観てきました。



綺麗な石原さとみさんですが、やつれた姿が印象的でした。

幼い娘の失踪

母親の苦悩、後悔、自分への腹立ち、いたたまれなさ、できることはなんでも…

父親の苦悩、

最後の目撃者となった母の弟の苦悩

報道、メディアの宿命、テレビマンの苦悩

SNSの誹謗中傷、言いたい放題のバッシング、

根拠のない身内犯人説

嫌がらせ

壊れる母親

曖昧な情報

悪質な嘘

踊らされる類似事件

果てしなく続く終りのない苦悩

僅かな光に救いはあるのか


ただただ、人間描写。子供が失踪した母親、家族そして世間、誇張なくそのままが描かれていた。

★★★★☆ 星4.5(5点満点)

サスペンスではなくヒューマンドラマ、ドラマに結末はなく、それがこの作品を表していた。