シネマ:「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」とちょいボランティア

>元アイドルが原作を書いて、元アイドルが主演した映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」を観て来ました。

若い女性のヒューマンドラマですかね、どちらかと言えば私好みではないので、期待しないで観ていました。よくある若い娘の仕事も恋もうまくいかない挫折感、他人のおっさんと同居するなかで少しずつ、自分を取り戻すお話でした。サスペンスのように最後にあっと驚くようなこともない。しかし、決してつまらなくも、退屈でもなく、元アイドルの見栄を張りたい気持ち、若者の苦労、メンタルに…それなりに伝わって良かった。決して踏み込んで来ないけど短い言葉で返してくれる同居のおっさん、こんな達観したおっさん、誰もが近くにほしい、と思わせる。
何か特別なこともないけど、自分を取り戻せて生きていければそれでよいです。
★★★★ 星4.0  (5点満点)

>仕事に恋に悩む若者、本人はもちろんメンタルを壊すほどたいへんなんだけど、同居のおっさんから見ても、このじいさんから見ても精一杯生きている若者です。
さて、じいさんは今日のお仕事へ。
独り暮らしの高齢者のご自宅を訪問する「高齢者訪問支援協力員」のボランティア。
若者に負けじとじいさんも頑張って人生を楽しもう。ところでじいさんの「青春」に相当する言葉ってなんだろう…。