昨日は
大変お世話になった先輩のお誕生日
喪中はがきをいただいたまま失礼してたから
お祝いのご挨拶を送った
何年か前
「恋愛とは、相手を殺すか自分が死ぬか」みたいな
すごいことを話してくれた人
君は覚えているかしら
今日来た返信に
おもいがけない嬉しい知らせが記されていて
嬉しくて嬉しくて
自然と涙が出てきた
先輩…というか、
先生は
名だたる出版社すべてで仕事をし
今いるジャンルでは草分け的存在の一人
だけど
そのジャンルは「読み切り」が基本で
毎号載っているけれど
連載をしたことはこれまでなかった
ここ数年は
そのジャンル自体がシュリンクしていて
新作が載るのも年数度になってしまっていた
それでも
描くことをあきらめず
そのジャンルがだめならと
未経験のジャンルを描き下ろして持ち込みに行ったりしていた
でも
新しい仕事につながることはなかった
去年の今頃
雑談した時も
ますます業界がシュリンクして厳しく
これからどうしようかと思っている
という話だった
八方ふさがり
更新されないSNS
「私には描くことしかできない」
と言っていた先生が
筆を折ってしまったら
どうしているのだろうか
と
連絡できずにいた
だから
より
嬉しく感じたのかもしれない
先生は
電子化した雑誌で
連載がはじまったのだという
人生初の。
60代が見えてくる年ごろ
はじめての体験に
あたふたしていて
SNSどころでないようだ
状況は激変してるのに
淡々とした文面に
いつもの顔が思い浮かんで
笑いながら泣いた
自分の信じたものを
貫き通し
世に出る場が
なかろうとも
自分を磨き続ければ
かならず結果は
ついてくる
そんな
ファンタジー
現実にはない
と
思う人もいるだろう
あるんだよ
現実に
というか
「現実にできる」人が
いるんだ
先生は
なんてすごい人なんだろう
と
尊敬しつつ
あたしも
その姿勢に学んで生きていきたい
と
改めて思った