2023~2024年の3歳馬の未勝利戦が終了しました。

今年は燦々たる成績でした。


シルク(26戦1勝)
ジョリスリール(牝):0戦0勝
ルチェッタ(牝):7戦0勝
ピエスダルジャン(牡):9戦0勝
トラペジスト(牡):9戦1勝



ロード(14戦2勝)
ロードバロンドール(牡):5戦0勝
ロードレイナード(牡):4戦2勝
ロードバルベーラ(牡):5戦0勝



・シルク
ジョリスリールは早期入厩し、ゲート試験も合格し、早期デビューを目指して天栄で調整中に球節を脱臼し、予後不良となってしまいました。
牝馬では期待していただけに残念でなりませんでした。

ルチェッタは募集時に小さい馬であっただけにダートは難しいと思っておりましたが、結局あまり成長できず小さいままでした。
案の定、ダートでは力負けする走りの為、芝で活路を見出すしかありません。
結局掲示板は2回しか確保できませんでしたが、調教ではいい走りをしていただけにレース選択ミスが残念な結果となってしまいました。
特に北海道の2戦は残念でした。
箱だけオープニングゲームではなく、馬も騎手も緊張がほどけてくる2日目であったら。
函館最終週を選ばず、札幌の芝1,500mを選択していれば。
最終レースとなった新潟芝1,600mでも軽量の馬体に付帯をかけないよう減量騎手で臨んでいれば。
残念ですが、選択ミスと運に恵まれませんでしたが繁殖入りできるのなら産駒にも出資してみたいですね。

ピエスダルジャンはどこか一つ足りなかったのでしょうね。
芝長距離になってから勝てそうなレースも何回かはしていましたが結局は勝てませんでした。
未勝利終了後も厩舎に残していたことでもありますし、個人的には障害に挑戦してほしい気持ちもありますが、初ダートを格上挑戦で出走させ、惨敗しジ・エンド。
この結果から地方は厳しいと思いますが、オークションで良い馬主に巡り合えると良いですね。

トラペジストはダートでデビューしましたが、追い上げる脚がなく早々に芝に路線変更。
これが良かったか、2着、5着と続いた後、初勝利をあげました。
ただ、芝1,200mで勝ち上がってしまった為、距離が短いと思われたにもかかわらず、その後の芝1,200mを走り続け、惨敗を繰り返していました。
やっと札幌芝1,500mで2着にきて今後のめどが立ったようです。


・ロード
ロードバロンドールは早期デビューを果たしましたが絶対的に脚が遅かったですね。
募集時の馬体はピカピカでものすごくよく見えました。募集動画に騙されましたね。
この馬はロードリレーションと悩みに悩んで、動画やサイズから選びしましたが、完全な選択ミスでした。

ロードレイナードは早期デビューしましたが惨敗の後、半年の休養後、距離を短縮し、再び惨敗しました。
その後、左前肢の故障から6ヶ月の休養を余儀なくされ、6月に復帰。この時、レイデオロ産駒の燦々たる成績を知っていただけに諦めムードでした。
その復帰戦を見事勝利し、続戦した1勝クラスも連勝してくれました。
レイデオロの代表産駒になれるよう頑張って欲しいですね。

ロードバルベーラは人気薄のデビュー戦を2着し、2戦目も勝てるレースを馬上に真っすぐ騎乗せず、フラフラ走らせた結果頭差の2着に敗れた事でケチが付き、その後も掲示板は確保するもなかなか勝ち上がれないレースが続きました。
5着に敗れた後、復帰を目指して調整を続けていましたが、突然の腰痿(腰フラ)で競走能力喪失の診断となってしまいました。
第2戦の騎乗ミスが悔やまれてなりませんが、結果的に競走能力喪失ではしょうがないですね。


今年の2歳馬は全体的に体質がイマイチだった馬が多かったような気がします。
やはり「無事これ名馬」というように怪我病気のなく、長く楽しませてくれる馬が名馬だと思いますので、今年の2歳馬には健康であって欲しいですね。
そうなっていませんが。。。