またまた長文です。
さて、準決勝、
第1試合
ASAI RED ROSE 0-1 蹴竹G
得点者
蹴(OWN GOAL・後半6:00)
蹴竹の戦術は前回と一緒。見事に確立しています。
見ているとほんとにつまらないのですが、今の戦力で勝つ方法をしっかり考えており、それを実践しているいい例ですね。中村摂も攻めあがらないし。。。
ASAIは、エース:山口百恵が抑えられていたとはいえ、今回の最大の敗因は、6:宮川明衣がブレーキですね。
パスは通らない(渡らない)、トラップミスは多い、ドリブルを突っかけては奪われる、という内容で、攻守のリズムを崩していました。
私的には、あの状態で試合を続けても良くならないので思い切って代えて欲しかったな。。。
結果は、ゴレイロからのロングスローをクリアしようとした庄子知美のヘディングがそのまま自陣のゴールに決まり、それが決勝点。
庄子知美はかわいそうでしたが、自分たちの戦術に徹した蹴竹の勝利。
準決勝・第2試合
carezza 2-0 FANTASISTA
得点者
F(10:サオリ・前半6:30)
F(10:サオリ・前半7:30)
この試合は開始早々ハプニング。
carezzaのシュートをゴレイロ:さくらがファンブル。前にこぼれた所を、橋爪陽子が突っ込んだが、ゴレイロ:さくらが一瞬早くキープしました。が、橋爪は止まり切れず、そのままゴレイロと激突。
さくらはそのまま退場となってしまいました。(後で聞いた所、鼻を骨折だそうです)
状況を考えると橋爪を攻められる状況ではないのですが、私もゴレイロをやっている立場上、このようなプレーは故意でないとしても、カードは出さないとその後、ゴレイロとしては怪我が怖いので飛び出しができなくなります。ルール上、故意でなくても危険なプレーに対してはカードを出さないのはダメですね。
(ボールをキープしたゴレイロに対する接触プレーはファール、場合によってはカード対象)
私が見に行った予選グループBでも、ハイボールが上がったのをキャッチしたYOTSUYAのゴレイロに体ごとぶつかっていった吉川綾乃のプレーがあり、これも最悪でした。
あれは完全に故意だというのが見て取れましたからね。(私ならレッドカードを出していますが、この時もファールを取っただけでカードは出さず)
ああいうプレーに対し、カードを出してファールを減らしていかないと、選手も怪我を理由に去っていく事になるでしょうし、ファールを取られないのならやったもの勝ちって考えてしまう(報復プレーも考える)のででフェアプレーの精神もなくなってしまうでしょうね。
ちなみにこの試合、ほとんど覚えていません。
というのは、上記プレーからファンタの暴力的集団(サポーターと名乗っているがフーリガンの間違いだと思う)奴等が騒ぎまくり、試合に観戦に集中できませんでした。
苛ついて見ていたので、全く覚えていません。ゴールシーンも覚えていません。
(ゴールの記録だけつけていたので、得点者は書いてありましたが)
という事で結果だけ。FANTASISTAの勝利。
決勝
蹴竹G 3-1 FANTASISTA
得点者
蹴(OWN GOAL・前半1:00)
蹴(11:結城巳貴・前半6:00)
F(9:かりん・後半3:40(PK))
蹴(10:大熊未沙・後半4:50)
前半1分、中村摂のキックインがゴール前に飛んだ所を、FANTASISTA(誰だかわかりませんでした)がオウンゴール。
その後はFANTASISTAの攻める展開が続くが、ゴレイロ:高宮、6:杉山菜摘、7:中村摂を中心にほぼ全員で守る蹴竹。
試合が動いたのは前半終了間際。ゴレイロからのロングスローを、蹴竹11:結城巳貴が頭で合わせ追加点。蹴竹の思い通りの展開になりました。
後半に入ってもFANTASISTAの攻勢は続くが、状況は変わらず。FANTASISTAは相変わらず先制されると精神的に弱いですね。まぁ、若いからしょうがないけど。
その後、かりんのPKで1点返すが、直後に蹴竹10:大熊未沙が1点目と同じ形で得点。
このままタイムアップとなり、蹴竹が、グッドウィルカップに続く2つ目のタイトルを獲得。
蹴竹は見事、自分たちの戦術で勝ちきりました。
全体の感想
雨の中、スリッピーなピッチコンディションの中、実力の出せたチーム、出し切れなかったチームとあるでしょうが、選手は皆、この悪条件の中、良くやったと思います。
ただ、やはりフットサルらしいゲームを見たいのであれば、体育館の方が良いのでしょうね。ただでさえストップ&ゴーがしづらい人工芝で、水が浮くほどのピッチコンディションではせっかくの練習の成果を披露できず、ちょっとかわいそうでした。
ただ、全体的にファールが多かったように感じました。(笛は鳴らなかったけど)
まぁ、ファールが多いのはいつもと一緒かもしれませんね。審判がファールを取らないからどこまでやっていいのかわからないのか、やったもの勝ちだと思っているのか。。。
こういう傾向は直していって欲しいです。
長かったお台場冒険王のフットサルもこれで終わってしまいました。
実は、第1回から(最低一回は)見に行っているので、なくなってしまうのはちょっと寂しいですね。
ともかく、選手の皆さん、長い間(5年間かな?)お疲れ様でした。
この後は。
9月7日のメルシートゥフェスタでどのようなプレーを魅せてくれるか、冒険王で決勝に進めなかったchakuchaku、ZENT sweeties、YOTSUYA CLOVERS、BlueMountainの4チームがこの大会の屈辱を晴らせるか、決勝で負けた各チームが、蹴竹にリベンジを果たせるか。
9月7日を楽しみにしています。