きのうは、初めて「第638回紀伊国屋寄席(紀伊国屋ホール)」を鑑賞。1964年から開催されている東京の代表的なホール落語会のひとつだそうです。
このホールへは、もう何度も来ているのですが、お気に入りの桃月庵白酒師匠の実演を久しぶりに見ることができるので、少しワクワク気分。
職場を定時に出て、テクテク速足で新宿へ。
途中、虫あしらいのため、立ち食いそば屋さんへ入り「げそ天そば」を注文。早く食べていかなくてはいけないのに、げそ天が揚げ置きで冷たく硬くなっていて、噛んでも噛んでも、なかなか呑み込めません。そのうえ、一味唐辛子がやけに辛くて…。さっさと食べて出るところが、普段の倍ほど時間がかかりました。倍速咀嚼で顎も疲れました。
さて、汗かきかき会場に到着。
自分の席を見つけ、すでに座っている人に前を通らせてもらうため軽く片手で合図しようと思ったら、力が入ったのか腕を振り上げすぎて、あいさつしたみたいな状態に。座っている人も見ず知らずの人からあいさつされ、きょとんとして気まずい感じ…。
自分の席に着いたと思って、再度チケットを確認すると、一列前の席でした。再び件の人たちの前を通るのも気が引けるので、座席を大きくまたいで、前の席へ。寒さ厳しい日だったのに、小一升ほどの汗をかいてしまいました。
前座(名前失念) 『子ほめ』
「覚えたまま、しゃべってます」って感じでした。誠実な感じ。
林家木りん 『時そば』
ラーメン党の木久扇師匠。実は蕎麦好き。
柳家三語楼 『軒付け』
てーんつ、てんてーん!
柳家三三 『二番煎じ』
前に出ている噺家さんが旨くウケなかったくすぐりを話の中に盛り込んで…。王楽さん曰く「やっつけ仕事」?
三遊亭王楽 『三方一両損』
好楽師匠より面白いかも…。
桃月庵白酒 『幾代餅』
人情・廓噺が、大爆笑の滑稽噺に…。