日本モーゲージサービス(株)(7192) | ひかこのブログ

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株主優待を大盤振る舞いしているのが、気になり調べました

 

12万円で、3,000円のクオカード、ここまで優待をして、支出が平気なのかも気になります

 

固定金利住宅ローン『フラット35』貸付が主力。

子会社で住宅瑕疵保険、経営支援サービス提供(四季報)

 

 

【沿革】

平成8年 創業者鵜沢氏が住宅事業者自身の事業運営の近代化・合理化支援を目的として創業

 

平成12年 住宅検査・性能評価等を目的とした会社を設立

 

平成17年 当社を住宅ローン貸付事業等の目的として東京都千代田区に設立

 

平成18年 住宅金融公庫より住宅貸付債権買取対象金融機関に認定、MSJフラット35販売開始

 

平成20年 住宅瑕疵担保責任保険の取扱開始、関連し住宅に関する地盤保証(P)制度提供を目的とした会社設立

 

平成25年 住宅産業の合理化・システム化に向けたコンサルティングなどのソリューションの提供を目的とした会社を設立

 

平成28年 株式上場

 

 

【事業内容】

セグ

メント

主要な

事業内容

主要な商品・

サービス・

業務等

住宅

金融

事業

住宅関連事業者への支援となる住宅資金需要者向け住宅金融サービスの提供

MSJフラット35

MSJプロパーつなぎ融資等の住宅ローン貸付

住宅瑕疵

保険等

事業

住宅の品質向上等のための保険の販売、検査業務の提供

住宅瑕疵保険等の販売業務、住宅の性能評価・検査等各種サービス業務、住宅地盤保証業務

住宅アカデメイア事業

住宅関連事業者向けに特化したICTを活用したシステムプラットフォーム・住宅保証プログラム業務 他

住宅フルフィルメント業務(注2)

住宅コンサルティング業務(注3)

HP統合システムプラットフォーム提供業務(注4)

HP統合システム連動保証プログラム提供業務(注5)

 

 

【業績】

業績

売上高

当期

利益

一株益

(円)

一株配

(円)

連16.3*

5,253

376

62.0

0

連17.3*

5,864

556

87.4

6.67

連18.3

6,293

583

82.9

8記

直近5期の売上高は40-63億円で増加傾向です

 

赤字期はなく。利益も大幅に増加しています

 

 

【セグメント】

 

住宅金融

事業

住宅瑕疵

保険等事業

住宅

アカデメイア

事業

売上高

1,813

3,639

877

6,330

損益

404

419

△1

823

資産

17,996

3,756

835

22,589

 

 

【財務諸表】

①    資産

・現金預金49億円(22%)

 

・営業未収入金80億円(36%)

・営業貸付金76億円(34%)

 

②    負債

・有利子負債150億円(67%)

・責任準備金10億円(4%)

 

③    純資産

・自己資本比率14%

 

・配当性向10%

 

・利益剰余金21億円(10%)

 

④    損益計算

・売上高

営業利益率13%

経常利益率13%

当期純利益率9%

 

⑤    キャッシュフロー

・投資額(百万円)

科目

前期

当期

減価償却費

82

97

固定資産に対する支出

60

245

 

・前期株式の発行による収入651百万円

 

 

【株価 個人的な購入価額】

 

1,187円(2019.4.13)

 

2.95%(04/12) 配当利回り(会社予想)

35.00(2019/03)1株配当(会社予想)

(連) 10.91倍(04/12)PER(会社予想)

(連) 2.22倍(04/12)PBR(実績)

(連) 108.80(2019/03)EPS(会社予想)

(連) 533.96(2018/03)BPS(実績)

 

・直近4期の平均EPS:61円

 

・進捗:78%(3Q)

 

需要・顧客構造(▲20%):国内の個人所得によって、住宅需要が大きく左右され、景気後退時の業績悪化は厳しそうです

 

内需縮小、持ち家意識の減少も事業に悪影響がありそうです

 

競争環境(+20%):住宅金融事業は、住宅金融公庫の認定が必要で、簡単には参入できなさそうです

 

住宅瑕疵担保責任保険は、保険加入時に知識を思った専門家の検査が必要で、優秀な人材確保の観点からも障壁は高そうです

 

・ビジネスモデルの有望性(+20%):

新築住宅・マンションは人口減少右肩下がりで、期待できませんが、マンションの大規模修繕工事は成長の期待が持てます

 

2009年12月に大規模修繕工事瑕疵保険が開始されて以来、申込件数も増加しており、15年度の申し込みは955件と5年で5倍になっています

 

数年で役員が回ってくる管理組合としては、修繕工事でのリスクを減らしたいという需要があり、成長が期待できると思います

 

日経スタイル

マンション、大規模修繕工事のリスクを補償

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10598700T11C16A2PPE001/

 

・株主優待(+70%):100株単元で3,000円分のクオカードがもらえ、1年以上保有で4,500円相当、3年以上保有で9,000円相当のカタログギフトがもらえます

 

3年持ったら、配当35円、優待120円と破格の株主優待になります

 

・個人的な好み(+10%):住宅瑕疵担保責任保険、必要ある?と疑問視していましたが、調べると、必要だという考えに代わりました

 

ただ、金融とはいえ少し自己資本比率が低いのが気になります

 

・個人的な目標株価

PER61×14倍=854

PBR534×0.7倍=374

プレミアム614×0.8×1.2×1.2×1.7×1.1=1,323

 

3月決算後ですが、来年の優待を目指して購入するのもありだと感じました

 

 

以上