塩漬けしていたエンビプロが3日連続ストップ高を達成しました
保有している株式が急上昇するのは気持ち良く、昨年秋からの急落を3日で取り戻しました
妻は売却益で念願の食洗器を変えると喜んでいます(笑)
売却(出口)を考え、分析してみました
① 急上昇の背景(WBSの紹介)
エンビプロは焼却灰から貴金属を回収する方法の特許を取得したとWBSで紹介されました
都市ごみを焼却すると焼却灰が発生し、その中に微量の貴金属が含まれています
含有量はわずかで、回収コストも高いため、従来は埋め立て処分されていましたが、エンビプロが機械を開発し、回収できるようになったそうです
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/market/post_172264/
(WBS business on demand)
業績への反映は少し先になると思いますが、魅力的な技術で成長が期待できます
② 業績下方修正(2019.2.13)
(百万円) |
売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期純利益 |
EPS(円) |
前回予想 |
39,479 |
1,184 |
1,481 |
1,054 |
70.55 |
今回予想 |
36,942 |
792 |
1,038 |
616 |
41.55 |
増減率% |
△6.4 |
△33.1 |
△29.9 |
△41.5 |
|
減収減益要因:
・スクラップ荷受の品質厳格化
中国の輸入規制により、廃棄物が国内還流
エンビプロは国内流通品の品質悪化への対策で荷受時の品質管理を強化し、業績が悪化
・金属スクラップ相場の低迷
輸出取引について米中貿易摩擦など不安定な要素もあり、低調に推移
・リチウムイオン2次電池等のリサイクル事業の先行費用が発生
③ 在庫の回転率
(百万円) |
たな卸資産 |
売上高 |
在庫回転率 1カ月売上高/在庫 |
2018.6(1Q) |
4,103 |
8,267 |
0.67 |
2018.9(2Q) 会計期間 |
4,392 |
9,109 |
0.69 |
約1.5か月分の在庫を有しており、スクラップの価格が増減しても、2カ月程度で在庫払出価格の差異が解消しそうです
足元スクラップ価格が上昇しており、安いときに集荷した鉄スクラップの払出差額によって、しばらく業績にプラスに働きそうです
どの株価で売却するのか検討がつきません
前回購入価額を840円としたので、2割増しの1,008円を超えたくらいで売却しようと思います
以上