タイガースポリマー(4231) | ひかこのブログ

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タイガースポリマー

 

斬新な名前

 

阪神タイガースと繋がりがあるのでは、という気さえします

 

自動車部品用成形品、ゴムシート、ホース大手。

家電用ホースも高シェア。

住宅・土木用にも拡充(四季報)

 

 

【沿革】

昭和23年 ゴム製品の製造販売を開始

 

昭和28年 光ゴム工業を買収、ゴム車輪の製造開始

 

昭和32年 電器掃除機用ビニールホースを開発

 

昭和53年 米国イリノイ州にホース製造会社を設立

 

昭和62年 株式上場

 

平成6年 中国に連結子会社を設立

 

平成9年 マレーシアにホース製造会社設立

 

平成24年 メキシコに成型品製造会社を設立

 

 

【事業内容】

・ホース:家電用ホース(掃除機用・洗濯機用・エアコン用のホース)及び産業用ホース(一般産業用・土木建築用・住宅用等のホース)を製造・販売

 

・ゴムシート:シート(パッキング材・緩衝材等として使用)及びマット(主として玄関用)を製造・販売

 

・成型品:ゴム成形品(ゴムを主原料とし、押出成形・プレス成形した製品)及び樹脂成形品(合成樹脂を主原料とし、ブロー成形・射出成形した製品)を主として自動車部品として製造・販売

 

 

【セグメント】

 

報告セグメント

合計

日本

米州

東南

アジア

中国

売上高

23,051

13,612

3,086

6,121

45,872

利益

1,863

90

356

263

2,572

資産

32,245

11,248

4,938

5,235

53,667

米国の利益率が悪化しています

 

 

【業績】

業績

売上高

当期

利益

一株益

(円)

一株配

(円)

連16.3

39,698

1,873

93.6

14

連17.3

40,520

2,129

106.5

15

連18.3

42,766

1,982

99.1

17記

売上高は350-430億円で増加傾向です

 

赤字期はなく、利益も安定しています

 

 

【財務諸表】

①    資産

・現金預金111億円(26%)

 

・有形固定資産139億円(32%)

 

・投資有価証券30億円(7%)

 

②    負債

・有利子負債27億円(6%)

 

③    純資産

・自己資本比率69%

 

・配当性向17%

 

・利益剰余金201億円(47%)

 

・その他有価証券評価差額金12億円(3%)

 

④    損益計算

・売上高

営業利益率12%

経常利益率12%

当期純利益率8.5%

 

⑤    キャッシュフロー

・投資額(百万円)

科目

前期

当期

減価償却費

428

471

固定資産に対する支出

468

818

 

 

【トピック】

①    大株主の状況

氏名又は名称

割合

(%)

タイガー興産有限会社

9.83

タイガース取引先持株会

6.79

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

4.93

株式会社三菱東京UFJ銀行

4.89

澤 田 宏 治

4.44

株式会社京都銀行

3.88

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)

3.32

T.P.C持株会

3.03

タイガースポリマー従業員持株会

2.61

澤 田 裕 治

2.40

46.12

 

②    研究開発活動(12億円)

・ホース部門:家庭用は新たな成型方法を開発し、コスト競争力を高めた製品の提案、産業用は独自のホース成型加工技術と原材料の配合技術をもとに幅広い市場へ多くの製品を提案、土木建築分野向けの優れた耐圧性能を有したハイパワーホースのカタログサイズの拡充と、モルタル高圧ホースの上位性能品を発売

 

・ゴムシート部門:ゴムシートは、鉄道車両・自動車関係をはじめとして、家電・産業資材等の幅広い分野の顧客ニーズに対応した製品を提供、極薄シートはスイッチ用シール材等で用途展開、シリコーンゴムは優れた耐熱性と離形性を利用した特殊用シートのものを開発

 

・成型品部門:燃費規制や新エネルギー車規制対応で電動自動車やダウンサイジング者、燃料電池車などの開発、材料開発と特殊成型技術を生かし金属部品から樹脂部品への代替を提案

 

 

【株価 購入価額】

 

657円(2018.10.26)

 

2.59%(10/26)配当利回り(会社予想)

17.00(2019/03)1株配当(会社予想)

(連) 6.57倍(10/26)PER(会社予想)

(連) 0.45倍(10/26)PBR(実績)

(連) 99.97(2019/03)EPS(会社予想)

(連) 1,466.71(2018/03)BPS(実績)

 

・直近5期の平均EPS:88円

 

需要・顧客構造(▲30%):売上高の5割はホンダに対するもので、自動車販売に業績が大きく左右されます

 

米中の貿易摩擦により、貿易が減少し、景気が悪化する懸念があります

 

競争環境(+5%):研究開発費率が高く、自動車という長期の耐久性が求められる分野の製品が多数を占めているため、参入障壁は高そうです

 

・ビジネスモデルの有望性(▲10%):自動車分野がメインで、電気自動車が増加した場合、ホースの部品数が減少し、使用部材も減る可能性があると思います

 

・株主優待(+%):なし

 

・個人的な好み(▲10%):財務は盤石ですが、ぱっとせず、興味があまり湧きませんでした

 

・目標株価

PER88×14倍=1,232

PBR1,467×0.7倍=1,027

プレミアム1,130×0.7×1.05×0.9×0.9=672

 

670円以下なら購入しても良さそうです

 

以上