こんにちは
。
このブログを誰にも内緒で書いていたのですが、一緒に「あいふじ」（我が家では「愛の不時着」のことを「あいふじ」と呼んでいます）を観た子どもにバレてしまいました。再び見られないように？ブログタイトルを変更しました
ところで、ソン・イェジン様のドラマがいよいよ始まりましたね
しかし、私は現在実家に来ており、Netflixを見られる環境にないので、視聴の楽しみは半月くらい先になりそうです
。
さて、ヒョンビンさんは結婚報告
のなかで、イェジンさんのことを「いつも私を笑顔にしてくれる彼女」と書かれていました。
この言葉は先輩諸姉のブログによれば、ヒョンビンさんが若い頃に主演されてブレイクしたドラマのセリフに重なるものだそうです。
私はヒョンビンさんのドラマを「愛の不時着」のほか「アルハンブラ宮殿の思い出」しか見たことがないので分かりませんが、リ・ジョンヒョクさんのことを思い出しておりました。
ちょうど、めったに笑わぬ男、「リ・ジョンヒョクの微笑み」をテーマに書こうと準備していたところだったのです。
めったに笑わないからこそ、口角を２㎜上げただけの微笑みでも印象に残ります。
また、彼の微笑みが、ドラマのなかで重要なポイントにもなっていると、かねてから思っていたからです。
と、いうことで、今回のテーマは「リ・ジョンヒョクの微笑み」です。
ジョンヒョクの微笑みシーンをリスト化
最近の「あるあるパターン」になってきておりますが、今回もジョンヒョクが微笑んだシーンをリスト・アップしてみましょう。
認定スレスレのわずかな微笑みから、歯まで見える珍しい笑顔まで、すべてを対象としましたが、さすが「ガハハ笑い」はありませんでしたね。
１，【第１話】
地雷を踏む直前
２，【第１話】
エピローグ・樹上のセリを見つめて
３，【第３話】 栗のお酒を飲みながら、セリから「誰にでもフラれたと分かるように」と言われたとき
４，【第３話】 舟渡しで、互いの姓が南北逆の由来であることを皮肉だと苦笑し合ったとき
５，【第４話】
グァンボムから「セリが中隊長の昇進を支えるため大佐夫人の誕生会に出掛けた」と聞いたとき
６，【第４話】 貝パーティで
７，【第４話】 豆から炒ったコーヒーを淹れ、セリに「おいしい」と言われたとき
８、【第４話】 市場で迷子になったセリをアロマキャンドルで探し、見つけたとき
９，【第５話】
焚火シーンで、インドのことわざを教わり、セリが「私を見て、間違って38度線を越えちゃった」と言ったとき
10、【第５話】 平壌駅に到着し、セリがキョロキョロ見回したり、「ダサい」に対して抗議したりしたとき
11、【第６話】
セリがクスンジュンにあったのは運命を感じると言ったことに対して、皮肉っぽく冷笑する
12、【第７話】
セリがジョンヒョクの軍服にハートのアップリケをしてくれたのを見たとき
13、【第８話】 隣の病室の女の子から「きれいなお姉さんの押しはリ・ジョンヒョク」と聞いたとき
14、【第８話】 小学校のストープにあたりながら「母胎ソロ」について話したとき
15、【第８話】 薬を服用して熟睡後、起き上がってセリが飾り付けしたらしいクリスマスツリーを見たとき
16、【第８話】 セリがどこにいるのかな、と思っていたら電話が鳴り、それがセリだと分かったとき
17、【第９話】 ジョンヒョク実家で再会し、セリの涙をぬぐい優しく微笑む
18、【第９話】 ジョンヒョク父になぜ通報しなかったかと聞かれ、答えた後、セリにだけ0，1秒の微笑み
19，【第９話】 ジョンヒョク実家で、セリがピアノの話題を持ち出したときと、弾こうとしたとき
20、【第９話】 別れの直前「幸せでいてください。それが私の願いです」と告げたとき
21、【第10話】 ソウルの街で再会したとき
22，【第11話】 セリの家で「小食姫」とセリが言い訳しているとき
23、【第11話】
セリ次兄来訪後、「好きな人を思って生きた方が得だ」とセリに伝えたとき
24、【第11話】 セリの運転する車で「私のタイプはリ・ジョンヒョクさん」と言われて
25、【第11話】 ネット上で「顔天才」などと評されたのを知ったとき
26、【第12話】 セリと家呑み時、「僕は双子がいい」と言ったり、韓国版指切りげんまんした後など
27、【第12話】 兄の腕時計をセリが見つけたことを知り、セリと見つめ合った瞬間
28、【第12話】 インテリア・チョイスのオープニングセレモニーでセリを送り出すとき
29，【第12話】 中隊員達がセリの家に来て驚いているときや、肉を焼いてあげているとき
30，【第12話】 エピローグ「偶然ではなく運命だって」とつぶやいたとき
31、【第13話】 おさぼりデート（誘われたとき、映画館で、セリの運転する車内で、橋の上で）
32、【第13話】 サッカーの試合を中隊員たちとセリと観た、チキンのお店で
33，【第14話】 傷自慢
34，【第14話】 エピローグ・セリの家で自分が去った後の準備をして清々しいお顔
35、【第15話】 エピローグ・セリと相合い傘で優しい笑顔を向ける
36，【第16話】 集中治療室脇、セリが一命を取り留めたとき
37，【第16話】 禁断線の別れ。「また会える」とセリに優しく言うシーン
38，【第16話】 北の舎宅で中隊員や村の女性達との夕餉のひとときから、去るシーン
39，【第16話】 スイスでの再会シーン。落ち着いた微笑みで。
40，【第16話】 ラストシーン。セリを片手で抱き寄せ、見つめ合う
す、すみません
。「笑わぬ男」と書きましたが、ざっと上げただけで40もありました
。
特に後半は、セリと一緒にいて見つめ合うだけで微笑んでいるので、思ったよりも数が多かったです。
絵文字は笑顔の雰囲気が似ているモノを選びましたが、ぴったり合う表情がなくて、便宜上付けている場合もあります。
しかし、これで気づきました。
全て私が好きなシーンではありませんか！
やっぱり、ジョンヒョクが笑顔を見せるのは、どんな状況であれ、セリに対して微笑ましく思うとき。
２人の心が近づくシーンであれば、好きなシーンに決まっています
注目したいジョンヒョクの微笑みはコレ！
上記の「ジョンヒョクの微笑み」から、今回選んだ６点は「恋のステップ・アップを感じさせる微笑み」です。
ひとつひとつ検証してみましょう。
１，【第１話】 地雷を踏む直前
「勝手に動くと足首が飛ばされ・・・」と言っているところ。
これを微笑みと認定するのは少々厳しいのですが、苦笑しながら話しているという感じなので、入れました。
北の地にいるということで明らかに有利な立場のジョンヒョクですが、地雷に気を付けなければいけない場所であるにもかかわらず、余裕をかましすぎたのは、自覚していないところでセリに構うことができる浮き足だったうれしさがある「苦笑（微笑）」であると私は解釈しました。
もう始まっているのですよね、愛
のドラマが。それを裏付けてくれるのが次です。
２，【第１話】 エピローグ・樹上のセリを見つめて
このシーンについては、過去に検証したことがありました。
この場面は第１話のエピローグにありますが、時系列からすれば、いちばん最初。地雷を踏む前になります。
樹上のセリを見つけて、見つめて、思わず微笑んでしまったところから恋が始まっていると力説しましたが、そんな彼だからこそ、地雷を踏むようなことになってしまうのですよねー。ラブリーです
３，【第３話】 栗のお酒を飲みながら、セリから「誰にでもフラれたと分かるように」と言われたとき
「平壌から急ぎ戻って来て、助けてくれてありがとう」でなく、「６ヶ月の哀悼期間」を提案するセリは荒唐無稽
ですが、演じたソン・イェジンさんがおっしゃっていたように、どこか憎めないセリ
です。そんな彼女の迷言に、思わず失笑するジョンヒョクさん。
私、このシーン、大好きなんです。大事なシーンだと思います。
もちろん、ジョンヒョクはできるかぎり安全にセリを帰したいと思っていました。だからこそ市場で慣れない女物を買ってきて、泣き出したセリを励まし、予期していなかった宿泊検閲があると聞けば、迷わず高官車を借りてぶっ飛ばして来てくれました。
そこへ思わぬセリの迷言。これを笑うというのは、「許し」だと思うのです。
「許し」は、心を許す。心を解放するまではいかないけれど、この笑みで心が近づいているように思うのです
説明的なシーンではありませんが、この笑みで２人の心の距離は、ぐっと近づいています。
８、【第４話】 市場で迷子になったセリをアロマキャンドルで探し、見つけたとき
ここでジョンヒョクは、迷子になったセリを叱りません。
無事で見つけることができて、ほっと安堵の笑みで見つめ合います。
これも「許し」。
心がぐっと近づいています。
セリに至っては、ここで恋に落ちています。(イェジンさん談より）
９，【第５話】 焚火シーンで、インドのことわざを教わり、セリが「私を見て、間違って38度線を越えちゃった」と言ったとき
セリのワガママ（とはいえ、厳寒でしょうからすごいワガママとも思えませんが）を聞いて、思わず反論したジョンヒョクですが、この後の「ギャップ萌え」とでも言いましょうか。セリのさりげない励ましモードに胸打たれます。自分を引き換えにしたユーモアのあるセリの言葉に、火の揺らぎを見ながら笑みを浮かべるジョンヒョク。心の扉がふわっと開いた瞬間です。
私、セリって頭が良いなとつくづく思います。
思慮の浅い私だったら、負担にならないように気を付けながらではあるけれど「何か、あったの
」と聞いてしまうと思います。
それを聞かずに肩をトントンたたいて穏やかな笑顔
を向けるセリ。聞かずに寄り添う度量、なかなかできることではないなあと思うのです。こんなセリに接してしまえば、前半のワガママなんて吹っ飛んでしまうでしょう。ここでのジョンヒョクの笑みは、セリのユーモアによって、自分の苦しみを少し吐き出し、また、自身を少し解放できた安らぎの笑みだと思います。それまで心に厚い鎧をつけていたジョンヒョクが、ちょっと解放された瞬間です。と、同時のジョンヒョクの心がセリに近づいています。
14、【第８話】 小学校のストープにあたりながら「母胎ソロ」について話したとき
ここです、ここ。
セリは、自分と一緒にいるとジョンヒョクの安寧な人生を狂わせてしまうと恐れ、ひどいことを言ってジョンヒョクを追い返してしまいました。極寒の夜、ひとりで雪の山道を帰るジョンヒョクが心配になって車で追いかけますが、セリの心はまだ閉ざして、抱きしめられて一時的に愛を感じながらもよそよそしい態度を貫こうとします。校舎内のストーブを焚いて暖を取って、ジョンヒョクが目を合わせられず「結婚するの？」と聞いたことを端緒に会話が紡がれ、「母胎ソロ」の解釈をめぐって、お互いクスッと微笑み合います。
ここです、ここ。
この「微笑み」で、２人の間に流れるわだかまりが一瞬にして解けています。
「笑み」すなわち「許し」。微笑み合うことは、信頼し合えているということ。
これまで２人は、何か申し訳ないと思えば、お互いに謝ってきました
。（セリは【第４話】パラグライダー逃避行で。ジョンヒョクは【第３話】宿泊検閲後、その先で言えば【第７話】病院キスの前、【第９話】ジョンヒョク実家での「遅れてすまない」、【第１６話】禁断線での別れシーン）
しかし、このシーンは言葉で謝っていませんが、微笑み合うことで許し合い、お互いの信頼を取り戻しています。
子ども同士のケンカや、家族間の冷戦も、同じですよね。
ふっと微笑みあうことで、それまでのトゲトゲや、ぎこちなさが霧散してしまう・・・・・・
笑顔は、あたたかな愛そのものとなる・・・・・・、私はこのドラマから教わったような気がしました。
前半の北朝鮮編では、出会った２人が互いに惹かれ合い、運命の相手だと思うほどに愛を深めました。その過程を、ジョンヒョクの微笑みが道しるべのようにストーリーを導いてくれているように思います。
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ところで、最初に戻って、ヒョンビンさんの言葉「いつも私を笑顔にしてくれる彼女」。
今回の「愛の不時着」における検証からみても、ベタ惚れということがよく分かります。
一緒にいるときは、いつも笑顔なんだってー
お幸せに
北京オリンピック2022を見ていて思いますが、フィギュアスケートの坂本花織さんといい、カーリングの日本女子チームといい、笑顔って、大事だなと思います。笑顔が次の扉を開けてくれる・・・・・・。
ジョンヒョクの微笑みテーマでは、まだいくつか語りたいことがあります。
また、次回。