信じて、信じて、信じ抜いて生きる
人間が人間を信じて、信じて、信じ抜いて生きるためには、理屈ではありません。
理性と感性とを協力させなければなりません。
「信じきる」は無自覚でできますが、
「信じ抜く」ためには、理性的な努力が必要なのです。
人間は不完全な存在であるがゆえに、心ならずも失敗したり、
罪を犯したり、ウソを言ったり、だましたり、裏切ったりする。
理性を使って、人間は信じられないものだと認識する。
その上で「理性的には信じられないものを、信じて、信じて、信じ抜いていく」
という奇跡的な決断ができると、理性では信じられないことが起こってくる。
これが人間的な真実の愛の姿。
信じて、信じて、信じ抜いて生きることは、理屈を超えた愛です。
「信じる心」を「信じ抜く力」という愛の力に成長させなければいけないのです。
理屈をこえて、信じて、信じて、信じ抜いて生きると奇跡の扉が開いていく。
感性論哲学・芳村思風先生の言葉