■和道と悟道 | リフォームで地域社会に貢献

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和道と悟道

近代の民主主義社会は、「自由と平等」を理念に掲げて発展してきました。
これからは、脱民主主義社会、そして、「互敬主義社会」へと移っていきます。

そのときは、どういう理念になるのか?
それは、「和道」と「悟道」

現在の対立構造を乗り越えるためのキーワードは、「平和」。
平和を全世界・全社会・全家庭に作っていかなければならない。
平和を具体的な理念として掲げた言葉が、「和道」。
自由に変わる言葉は、和道。

東洋の「道」の思想を原理として、
「みんなが和して生きていく道を探る」というのが「和道」という理念です。

「悟道」は、「人類の人間性をもっと進化させ、発展させていく」
ための理念になる。
平等に変わる言葉は、悟道。

人間が人格的に進化することがなければ、
新しい時代を作っていくことはできない。

科学技術がこれほど進歩して、物質的に豊かになったにもかかわらず、
人類の人間性はまったくと言っていいほど進歩していない。

これから数百年かけて、人類は自らの人間性を成長させ、
発展させ、進化させていくことを大きな目標に掲げて生きなければならない。

豊かな物質文明とバランスのとれた豊かな人間性をつくっていかなければならない。
そのための理念が、悟道です。

東洋の道の思想とは、自然に対して人間が努力し、
手を加えて人間性が進化成長した時に文化と呼べるようになり、
さらに洗練られたものになったとき、道と呼ばれるものになる。

茶道とは茶を飲む技術ではない。茶を飲むという行為を通して、
人間性が進化して初めて茶道となるのです。華道もしかり。柔道もしかり。

「道」は、文化としての人間性を鍛えるもの。
勝ち負けではありません。
礼儀を尽くして別れるのが道の思想なのです。


感性論哲学・芳村思風先生の言葉