海上保安庁機による日航機への衝突事故ーマクロな視点から | nisijinshimodamachiのブログ

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マクロな視点

航空界で確立された方式(システム)に従って正常な運航が行われたにもかかわらず

最新鋭の空港、航空機のもとで大事故が発生

方式で前提としている条件(想定)から外れたきわめて異常なことが行われなければこのような結果は生まれない

現行の方式に欠陥があったとすれば類似の事故が頻繁に歴史の中でまた世界のどこかで起こっているはず

システムの問題と操作(人間)の問題を混同してはいけないし人間の異常行動を全てシステムでカバーするには膨大なコストがかる【不可能】

 

現在の検討項目は異常行為の防止には役立たない

1.         地上航空機の管制方式の変更(音声通話禁止)

2.         地上管制官の増強、地上監視システム強化

3.         灯火、標識の変更(アンチコリジョンライト、停止位置表示、滑走路灯火)

 

どこで誰が異常行為をするかは予測できないからである

最も有効な対策は異常行動の排除で海上保安庁操縦者の技量維持体制の改定が最優先事項

 

赤坂JAL社長がいまだに管制に声が使われているのに言及しアナログで行われており旧式との見解を示したが、そもそもアナログと音声伝達とは同一ではなくディジタル音声(CD)もあるしアナログディスプレーもある

そもそも人間はディジタルのままの信号を感知・理解できない

 

問題は音声の記録は瞬時性で人の脳にしか残らず再現性に欠け誤認識がありうること

通話を瞬時記録すればアナログ(音声交信伝達)でも十分カバーできるはず

ディジタルとアナログの違いは信号の記録・伝達・処理の形態であることも理解していない

人間が感知できるのはアナログ信号のみである

アナログが時代遅れで劣っているとの認識は単純(ステレオタイプ)

管制交信を音声で伝達するのではなく管制のコード化/ディジタル化を意味しているのかも

C5112ZはC5で待機、C12023はC滑走路侵入許可、C11111CLRはC滑走路離陸許可

 

管制通話をはじめすべての通話は記録されて事故調査に重要な記録

しかし映像記録は全くないのは何故か??ドライブレコーダーや防犯カメラが拡大している現代、コックピットやV/S、NLGにカメラがあるのに記録しないのはなぜ???

 

最後に

きわめて異常なことが行われたのに真実を知っている生存当事者の意味ある証言がいまだに発表されないのは何故か、公開されると困る人がいるから?

下地島沖の自衛隊ヘリの墜落事故、屋久島沖の米陸軍オスプレイ事故も続報が殆ど無い・・・