兎角人間は柄になく威張るから、直ぐさま尻尾を出してしまいます。 | ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

人は無量の恩の世界で生かされています。一日を真剣に生き努力に生き、感謝報恩に生きる。

自信のある人は威張らない
世の中には、自分より優位に立つ人や利益になる人に対しては、愛想よく、素直で従順な態度をとるくせに、目下の人間や自分の利益につながらない相手に対しては、打って変わってぞんざいな言葉を使い、傲慢な態度をとる人がいるものだ。また、ものごとが順調に運んでいたり、他人からほめられたりすると、すぐに得意になって威張りはじめるくせに、何もかもうまくいかず窮地に陥ったりすると、とたんに「自分はダメだ」と自分を卑下しはじめる人もよく見かけるだろう。

威張ることと自分を卑下することは、一見正反対に見えるかもしれないが、実は同じ心の裏表なのだ。その心とは、自分に自信がもてないことである。本当に自信のある人なら、けっして威張ったりしないはずだ。自信がないから、相手から否定される前に威張って先制攻撃を仕掛けるのである。「どうせ自分なんか」と自分を卑下するのもまた、他人から攻撃されないための防御に過ぎない。

「そんなことないよ」といってもらえるように無意識のうちに相手を操作して、自分を認めてくれるよう仕向けているだけなのだ。いずれにしてもこのような人は、相手やまわりの状況にふり回されるばかりで、羅針盤を失った漂流船のような人生を贈るしかないだろう。

自分に自信のある人ほど、他人に対して謙虚で思いやりがあるものだ。それは、自分のよりどころは他ならぬ自分自身のなかにあるということ、そしてまわりじゅうのすべての人々やもののおかげを受けて生かされている自分であることを、はっきりと自覚しているからである。

自分を信じ、他人を信じて、謙虚で思いやりに満ちた堂々たる人生を歩みたい物である。
【解脱四月号 金剛さまのお言葉 第40回119】

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