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埼玉県北本市 解脱会「こころの故郷」御霊地の太陽精神碑です。
『死と生の記録』という本にこんな話があります。まだ結核が死病であった時代、大喀血して医師にも家族にも見放され、焦燥と絶望の末に生きることを諦めた人がいました。ある深夜、目覚めた彼は心臓の鼓動に気づきます。医師も家族も自身さえ諦めた生命を生かそうと懸命に働く心臓。そこには自分を生かしている存在がいる。自分は生きているのではない、神先祖によって生かされているのだ。この真実に目覚め素直に身をゆだねた時、それまでの焦燥と苦悩は消えて、安らかな境地に彼は包まれました。その後、奇跡的に病気を克服した彼は、仏道に帰依し多くの人たちを善導したそうです。
人は一人で生まれ一人で死んでいく存在であり、本来、孤独な存在ともいえます。また厳しく自己反省すれば、欠点だらけの取るに足らない存在かもしれません。しかしすべての人は神先祖によって生かされている存在です。言葉をかえれば、神先祖に愛され期待されてこの世に生みなされ、養われているのが私たちです。ですから人間は決して孤独ではなく、取るに足らない存在でもありません。神先祖の愛と期待を一身に集めたかけがえのない存在なのです。
人は愛され期待されていると実感した時、安心を感じ、前向きに生きる勇気を得ることができます。故に神先祖の存在を実感するところから安心と希望の生活は始まるのです。
金剛さまが『真行(しんこう)』を書かれ、神先祖の存在を説かれたのは、すべての人が今月のみさとしにある真実に目覚め、幸せな人生を歩んでほしいとの願いからです。さらにいえば、この真実から生まれる大いなる安心と向上心こそ、安らぎと希望を求めてやまない現代人が求めているものです。そしてそれを伝えられるのは、解脱の教えによって神先祖のありがたさを知る私たち解脱会員以外にありません。
このことをよく認識して、縁ある人に、神先祖のありがたさを自分自身の言葉で伝えていきましょう。
【解脱三月号 今月のみさとし 真行35頁】
読者の皆さまが、今日も佳き一日で在りますように、お祈り申し上げます。
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