西公民館ジュニアの子供たちは8月23日から27日まで御殿場の地で合宿を経験し、素晴らしい成長を見せてくれました。
例年より一ヶ月遅れの御殿場は土砂降りの雨もありましたが、交流試合を行う昼間は天気に恵まれました。
朝7時前には川口を出発。
途中寄り道し、宿舎に到着。初合宿の1年生~6年生の6人は緊張の面持ちです。
初日はバレーボールはお休みし学習に取り組む子供たちは宿泊棟ではリラックスしていました。
翌朝のラジオ体操から本格的に合宿スタート。
初日土曜日は15名で1チームで活動。
試合に出ていなくても個人トレーニングや応援、裏方の仕事などなど忙しく動きまわります。
レギュラーもそれ以外の子もバレーを楽しみ、上手くなるために努力していました。
試合会場は近隣小学校でも行うため、移動はマイクロバスで。
仲間と過ごす時間が楽しくて仕方のない様子です。
宿舎での食事はバイキング形式。
8月上旬に『体を作る食育』の講義を受けた子供たちはそれぞれ栄養や量を考え食事をとっていました。合宿前に講義をしたことがいかに効果的かわかりました。
とくに、一年生のショウゴは3食しっかり食べ練習に備えていました。疲れの見えてきた日曜の昼食はお弁当が食べきれずに『涙』
しかしながら、コーチ陣は「すごく頑張ってた」と高評価でした。
ちなみに普段の彼は・・・
普段コートにいる人がいない、自分がやらなければいけない、試合に出られる・・・・・それぞれ様々な想いで一日試合を経験し、身体と頭をフル回転。疲れを見せるかと思いきや西公民館ジュニアとしては珍しく、わかりやすい課題のサーブを中心に一時間ほど『夜練』を行いました。
合宿前半では次の活動や準備の遅れで注意されることも多々ありましたが、この日には次の活動準備は完璧だったので時間を延長し、この日の試合の良かった点・悪かった点を自分たちで『考え』発表し記録。
次の日の目標設定まで決め、バレーボール交流試合最終日を迎える準備を完了しました。
バレーボール最終日の月曜は午前中まで2チームの別行動。午後から合流し別活動の成果がよく見て取れました。最終試合は地元のチームを相手に勝利とはいきませんでしたが、終盤まで食らいつきコート内外隔てなく試合に集中し盛り上がることができました。試合後の子供たちの「楽しかったーーー!」の笑顔に加え、観てくれていた他チームの監督さんの「すごくいい試合してたね」という高評価のお言葉に合宿での試合や練習の成果として捉えることができました。なにしろこの最終戦の相手に対し二日間全く歯が立たなかったのです。
合宿ではバレーボール以外の子供たちの成長も楽しみであり、必ずと言っていいほど成果を見せてくれます。今回6年生のH君とY君、5年生のCさんと前述の1年生ショウゴが涙涙涙涙。バレーボールだけでなくいろいろな場面で起きた涙の訳がきっと心を強くしてくれたことでしょう。川口に帰ってからの子供たちの表情が楽しみです。
さて、雨に翻弄された合宿の火曜に帰宅し無事終了しました。
うっすら見えている虹が涙の後の晴れ晴れとした子供たちの笑顔を現している(?)と思える9月になることを願い締めくくりたいと思います。(ちなみにこの二人は隠れているつもりなのでしょうか?)
ちょいちょい笑わせてくれる子供たちの行動はほほえましいものです。
by.和