今朝は4:00頃に目が覚めて、
そこからやたらと
恐ろしい妄想がやめられず。
うんうんと唸りながら
再び眠りにつくことを
希望しては居たけれど、
それはどうにも叶わず。
ならばいっそと
起床を心に決めて、
微量の腹筋を利用しながら
エイヤと重い図体を起こした。
その動線のまま、
勢いよくカーテンを開けると、
空はほんのりと
寒色から暖色への
グラデーションに
色づきはじめていて、
まんまと爽やかな気分に
持っていかれたりして。
しばらくうっとりしたのちに、
天を仰ぎ、ぐしゅくしゅと
うがいをしているところで、
事務所に忘れ事をしていたことを
思い出した。
少々の焦りを覚えながら、
衣装棚から
真っ青なワンピースを選択して、
すっぽりと袖を通す。
鍵と財布とカメラだけを
鞄に詰め込んで、
白の靴を素足のまま履いた。
夜間しばらく休んでいたであろう
エレベーターを叩き起こし
地上へ降ろしてもらう。
自転車にまたがり、
結構なスピードが出ちゃう下り坂を、
錆び付いたブレーキ音を
遠慮がちに鳴らしながら
走り抜けた。
またまた、まんまと
爽やかな気分にさせられる。
そういった早朝から早数時間、
朝食を摂り、珈琲で締めたいま、
ほら、まんまと、ねむい。
