こんにちは、西山美紀です。

 

実は8月に、外国人の高校生が、我が家に遊びにきます。

 

彼は日本語が少しできるそうですが…お互いうまく通じないときは、やっぱり「英語」ですよね。

 

肝心な英語…ここ10年以上、ほとんどやっていません(汗)。

 

 

大学時代にバックパッカーで1か月間ヨーロッパの旅をしたり、20代のときは1、2年に1回、海外一人旅をしたり、会社を休んでアイルランドでホームステイ&1週間語学学校に行ったことはあるけれど…(何かの間違いで非常にハイレベルなクラスに入ってしまい、授業にまったくついていけなかった、涙)。

 

子どもが生まれてから、海外旅行に行っても、現地の方と話す機会は少なく、英語はできなくなるいっぽう。

 

 

最近は「12」と「20」という単語ですら間違えるほどの、ひどい英会話っぷりです。中1英語からやり直したい…。

 

 

そう思っていた時に、古くからの友人が、自宅でできるオンライン英会話の会社にいると聞いたんです。

 

 

VIPABC(ブイ・アイ・ピー・エイビーシー、とそのまま読む)という会社なのですが、

 

アメリカのシリコンバレーで生まれた i Tutor Groupというグローバル企業が母体で、i Tutor Groupは、経済産業省のED Tech(エドテック)資料で世界の主なED Techとして掲載されていました。

 

★ちなみに、リンクはこちら↓

「第一回『未来の教室』とEdTech研究会 発表資料 2018年1月19日」(PDF)

 

 

VIPABCのサービスは、台湾や中国で人気を呼び、2016年から日本でもサービスが始まり、著名人・経営者をはじめ、自分にあった英会話を勉強したい人に少しずつ知られてきているそう。

 

 

VIPと名前がついているように、受講する人の一人ひとりを大切にしているよう。講師全員がTESOLという英語教授法の国際資格を持っていて、全世界に2万人以上(なので、講師の数が少なくて予約が取れないということはない)。受講生の目的やレベルにあわせた教材を10万通り以上用意しているとのこと。

 

 

ずうずうしくも(本当にすみません)、「よろしかったら体験取材をさせていただけませんでしょうか…」

 

 

と聞いてみたところ…幸運にもOKをいただき、本社にお邪魔してきました。

 

 

 

(清潔感あふれるオフィス。このスペースで英語関係のイベントをすることもあるそう)

 

 

 

VIPABCの社員さん、いろいろな方にお話をお伺いしました。ありがとうございました。

 

(スペイン人のミゲルさん。日本語もペラペラでいらっしゃいます)

 

 


私が特徴的でいいなと思ったのが、この3点です。

 

 

1)先生の顔は見えるが、こちらの顔は見られない。音声のみ

 

自宅のレッスンでも、顔が相手に見えると「きちんと着替えなきゃ」「メイクをしなきゃ」なんて焦るものですが(笑)、こちらの情報は「声のみ」。つまり、メイクをしてなくても大丈夫(笑)。・・・それはさておき、ビジネスでは電話会議などもあり、「声で英語が伝わるか」も重要ですよね。身振り手振りや表情でごまかしてしまうのではなく、「きちんとした英語をきちんとした発音でできているか」ということに重点を置いてチェックしてもらえ、とてもいいシステムだと思いました。

 

 

2)事前に15分程度の体験レッスンがあり、レベル分けされる

 

体験レッスンがあり、自分がどれくらいのレベルかが診断されます。それにあわせたテキスト、レッスンが決まるので、簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいいレベルのものを受講することができます。これも、確実に上達していくために、必要なことですね…。

 

また、力を入れたいジャンル(たとえば、普通の英会話をしたいのか、自分の仕事に役立てたいのか)などにあわせてテキストを設定してもらえるそう。テキストの種類が10万種類以上もあるそうなので、それを自動的に選んでもらえるのは助かります。

 

 

3)最大6名のグループレッスンが中心で、1対1よりも効果が高い

 

英会話レッスンというと、1対1というイメージがあるのですが、1対1のレッスンもありますが、基本的には6人以内のグループレッスンが中心だそう。調査の結果、グループレッスンのほうが、生徒さんの上達度が高かったそうです(同じレッスン回数で10%英語力の伸びが高かった)。

 

先生からの質問に対して、他の人がどんな答えをしているか、またそれに対して先生がアドバイスをしたりすることで、語彙力や表現力が上がるのでしょうね。顔も見えませんし、名前もニックネームなので、変な英語を話して、みんなの前で恥をかくこともなさそう(笑)。

 

 

・・・というわけで、まずはレベル分けの体験レッスンを、いざ自宅で!

 

vipabcでは、スカイプなどのツールを使うのではなく、会社独自のシステムを使っています。スマホも使えるけれど、テキストが画面に表示されるので、大きな画面で見られるPCかタブレットがよさそう。私は仕事で使っているノートPCにしました。

 

15分ほど、読んだり話したりという体験レッスンにより、レベルが決まりました(10段階に分かれます)。


 

実は、自分が思っていたレベルよりも少しだけ高く出まして。(20代のときのアイルランド超短期留学のときのように)挫折したらどうしよう…と思い、カスターマーサービス(カスタマープロテクションという名前でした)に相談したところ、少し下げていただきました。(気軽に相談できる点もよかった)。

 

 

そしていよいよ! 先日、第1回目のレッスンを受けました。

 

1回あたり45分。土日、平日昼、夜など…いつでもOK。まずは家族が寝静まっている平日朝5時半に予約。目覚ましもセット!

 

 

朝起きて、スタート10分ほど前にPC前でスタンバイ。先生の英語をしっかり聞き取るために、イヤホンもつけます(マイクがついているヘッドセットがおすすめだそう)。

 

 

この日は早朝だったからか、たまたま受講生が私一人でした(グループレッスンでも、同じ時間に同じレベルの人の予約が入らない場合は、こんなケースもあるそう)。講師は、カナダのバンクーバーの男性の先生。奥さんが台湾の方だそうで、日本にも来たことがあるとのことで親近感!

 

 

日常的によく出てくる単語を使った会話や、「朝早く起きて何をするか」「毎日することは何か」「逆に毎日やらないことは何か」などを伝えるレッスン。文章を読んだり、質問に対して答えたり、「わからないことはありますか?」と聞いてもらったり。

 

超初歩的な会話でも、すぐ口をついて出てこないものですね…。

 

アタフタしながら、そういえばこんなフレーズあったわ…と思い出しながら、レッスンが進んでいきます。

 

 

先生と同じ画面を見ながら進むのですが、強めに発音する単語を先生がアンダーラインをひいてくれたり、私の英語がおかしいときは、訂正して口に出してくれるだけでなく、画面に英語文を書いてもらえたり。耳で聞いてわからなくても、単語を目で見て「ああ、これね!」と思いだしたり。多角的に英会話を学べます。

 

わからない単語(mundane)があったのですが、boringなどと他の単語などで説明してもらえて、なるほどと理解できました。(ご存じかもしれませんが、mundane =「平凡な」)

 

 

先生は丁寧に、にこやかに(先生のお顔は見えます)教えてくれるので、45分間がんばれました(笑)。

 

 

終了後、今日のレッスンに対して先生が評価をつけてくれていました。評価は英文で、じっくり読みました。さらに「参加の度合い」「発音」「理解力」「想像力」「流暢さ」が10段階で表示されています。客観的に自分の英語についてアドバイスをもらえる機会がなかったので、この評価についても、大変勉強になりました。

 

 

ちなみに45分間のレッスンは、全部録画&録音されていて、いつでも振り返ることができます。

(自分の英語を聞くのはすごく恥ずかしいけど、向き合わないと…笑)

 

 

勉強しっぱなしではなく、振り返れるというのはいいですね。他のサービスでは、なかなかないかも…。

 

 

以上、VIPABCの体験取材、第一回めをお届けしました。

 

 

あと何回か受講するので、またお伝えしますね!