プレナスなでしこリーグ1部 第10節
20分浦和
2016年5月22日 @新発田市五十公野公園陸上競技場
新潟L 1-0 浦和レッズレディース
[得点]
前半9分、上尾野辺に自陣でとられ、左の山田へ渡し、折り返しを受けた上尾野辺が
強烈なシュートは、右のポストに当たるもゴール内で左へ跳ねてゴールイン。
【新潟L】
GK: 22福村
DF: 14小原、6左山、3中村、4渡辺(→77分 7斎藤)
MF: 15阪口、5高橋悠、20山田(→52分 26小島)、24佐伯
FW: 8大石、10上尾野辺
SUB: 21高橋智、27瀬倉、28八坂、13川崎、16高橋
____上尾野辺__大石_____
山田__高橋悠__阪口___佐伯
渡辺___中村___左山___小原
_________福村_________
【浦和L】
GK: 平尾
DF: 塩越、長船、乗松、北川
MF: 柴田、猶本、筏井(→84分長野)、加藤(→HT高畑)
FW: 吉良(86分臼井)、白木
SUB: 池田、長嶋、栗島、後藤
_______白木___吉良_____
加藤___猶本___乗松___柴田
北川___長船___乗松___塩越
_________平尾__________
【試合経過】
※現場でメモしたもので、正確性に欠けてます。ご了承ください。
(前半)
4分新潟
左からのクロスを受け、阪口がシュート→GK平尾がグラウンダーを正面でキャッチ。
★9分新潟
前半9分、上尾野辺に自陣でとられ、左の山田へ渡し、折り返しを受けた上尾野辺が
強烈なシュートは、右のポストに当たるもゴール内で左へ跳ねてゴールイン。
13分浦和
PA(ペナルティエリア)内左で受けて加藤?のシュートは、グラウンダーが右へ外れる。
18分浦和
中央から猶本→柴田が受けてドリブル突破を倒され、PA前右でFK(フリーキック)獲得。
猶本が直接狙うが、新潟DFの壁に当たりチャンス費える。
22分新潟
佐伯がドリブルで持ち上がり、左サイドの山田が受けてクロスを入れる→GK平尾が飛んで弾き出し防ぐ。
23分浦和レッズレディース
柴田→加藤が受けて左からドリブルで入りシュートは、新潟DFがブロック。
26分浦和
白木→猶本が持ち上がり、左の加藤へ渡りクロス入れる→吉良がゴール前出てヘッドを合わせにいくが、頭上を通過して合わず。
30分新潟
左奥からFKに、上尾野辺がキックイン→ゴール前で猶本がバックヘッドでクリア。
36分新潟
平尾のゴールキックを大石がとって、左の山田に渡りクロスを入れる→ゴール前中央で阪口がボレーを合わせるが、浮いてゴール枠上へ。
39分新潟
上尾野辺のパスカットから、大石が受けてPA内にフリーで出るがオフサイド。
40分浦和
吉良から右で受けた白木がシュート→GK福村がセーブ。
41分浦和
右からのCK(コーナーキック)筏井がキックイン→ゴール前ニアに出た吉良が合わせるが、ゴール枠外へ。
43分浦和
右から受けた筏井がシュート→威力なくGK福村が正面でキャッチ。
45分浦和
右から塩越がドリブルで突破してPA内に侵入するが、DFにカットされる。
(後半)
3分浦和
右CKを筏井が入れる→吉良がヘッドに出るが上を通過→リバウンドを筏井が再び入れる→柴田がゴール前出るがGK福村がキャッチ。
5分浦和
中央縦に白木→猶本→白木とつないで白木がPA前に出るが、DFクリア。
5分浦和
右サイドからのクロスに、ゴール前ニアに吉良が出てシュートは、右へ外れる。
20分浦和
中央から猶本がフリーで抜け出てシュートは、右ポストに当たりゴールならず。
23分浦和
高畑から受けた乗松が右からロングクロスを入れる→シュート性のボールとなりゴール枠上を外れる。
29分浦和
左CKを筏井がキックイン→ゴール前入ってきた高畑?がヘッドをたたきつけるが、ゴール左外へ。
35分浦和
右後方から乗松がゴール前へ入れる→白木が出るがGK福村キャッチ。
37分新潟
大石?から右へ展開し小原が受けてクロスを入れる→ゴール前ファーに出てきた大石がヘッドを合わせるが枠上へ外れる。
ADタイム浦和
乗松からのロングボールに白木がヘッドを合わせに行くが、上を越えてゴールラインを割る。
ADタイム浦和
福村のゴールキックを高畑?が跳ね返し、塩越が受けて右から持ち上がりシュートは、GK福村がグラウンダーをゴール右でキャッチ。
試合終了。
ポゼッションは浦和、ビルドアップからギャップをついて行こうと左右に巡らせるも、プレスを受けて出しどころなく戻すことを繰り返し、なかなか新潟陣内深くに入ってのシュートチャンスには至れない。いつもの新潟戦と同じ光景が前半から続き、ただ時間だけが過ぎて行く。
序盤早々に先制した新潟は、浦和の主にサイドを起点にした攻撃に粘り強く対応し続け、高い位置からボール奪えば鋭い出足の反撃から浦和ゴール前を脅かす。
後半、左SHの加藤選手から高畑選手に代わりCBに入ると、右SBの塩越選手を右SHに上げ、右SBにはCBの乗松選手が入り、左SHには右SHだった柴田選手が移るという、4つのポジション変更がなされる。
______白木__吉良_____
柴田__筏井__猶本__塩越
北川__高畑__長船__乗松
________平尾_________
序盤から積極的に前からボールを動かそうと活性化を図る意欲がうかがえるが、しかし新潟の中央を固め前を向かせてのチャンスを許さない厚いDFに阻まれ続ける。
後半20分に、パスを受けてゴール前中央へ抜け出た猶本選手が、GKと1対1から狙いすましたシュートはしかし、右ポストに阻まれゴールならずが、最も惜しい場面だったでしょう。
試合終盤に向かうにつれ、浦和は新潟の球際の強さに精彩を欠いて攻め手が無くなっていくのもいつものパターン。
臼井、長野選手を投入し、北川選手をFW起用に抜擢するなど最終的には以下の布陣となるも、所詮付け焼き刃的印象は拭えず効果はうかがえず。
______北川__白木_____
柴田_____猶本_____塩越
________長野_________
臼井__高畑__長船__乗松
________平尾_________
残り数分に、ボールキープを始めそこでも強さを発揮する新潟からなかなか奪えず、アディショナルタイム2分を経過しタイムアップ。
これで、2014年10月13日の同じ新発田五十公野公園競技場で1-0で勝利して以来、対新潟のリーグ戦は6連敗となりました。
ちなみに、
新潟の10番上尾野辺めぐみ選手、これまでなでしこリーグでの浦和戦の対戦成績は、25試合出場11得点となっています。
2013年吉田監督就任後は特に、新潟とは9試合対戦し、上尾野辺選手は6得点2アシストと、活躍が際立っています。
次節28日長野戦はまず、前対戦で2失点した横山選手をいかに抑えるかから考えたほうがよろしいかと思われます。
相手のエース、中心選手に仕事させないことを常に意識して、まず失点しない戦い方をしていかないと、今のレッズレディースには新たな統率は生まれないのではないでしょうか?特に先制されると成す術がありませんので。
自陣から繋ごうとする意識が強いから、相手に取られてピンチに陥る場面は出て来るし、あるいは、リードされてても戻したりセットし直したり無駄な時間を費やしてるにしか見えない。その繰り返しを見続けさせられるのは、さすがにウンザリするのではないでしょうか。
浦和が同じ出方をして来るから、新潟も同じ対応で勝ち続けているわけで6連勝もしているのです。
浦和はずっとボールを持たされ続けて来ていて、そこを狙われ続けて来ていて、やられ続けているということと、後半温存した体力に勝る戦い方に翻弄されているということ、いい加減気付いてるとは思われますが対策出来ないのでしょうか!?
次節長野戦は、リーグ戦中断前の試合となり、最下位を脱出出来るのか否か、本当に大事な一戦となります。