浦和L 1-0 千葉L
今回ゲームキャプテンの華が、いつもの献身的なプレーでチームを牽引するも、前半終盤に相手との接触で倒れたまま動けず、担架に乗せられ退場となりました。
痛々しいその光景に、どんなに球際に強い華でも今回ばかりは無理だと思われました。交代の臼井がスタンバッているものの、しかしベンチ脇で華が立ち上がり復活!軽いチェックを済ませると、また激しい攻防のピッチへと戻っていきました。
「ハーナ、ハーナ、ハーナ!」の応援コールに乗り、またピッチじゅうを駆け巡る。 まるで何事もなかったかのようないつものパフォーマンスには、ちょっとやそっとで挫けない本物の芯の強さが伝わって来ます。健気で、胸が詰まりました。浦和の戦士なんだと。
その頑張りが報われました。
後半24分、左からのコーナーキックを筏井がキックインすると、ゴール前ファーに入って来たフリーの華にピンポイントで合わさり、ゴール右へゲット!
難敵ジェフ相手に先制点は、意外な形でもたらされました。華がコーナーから直接合わせてゴールというのは覚えがありません。リーグ戦ではおそらく初めてだと思います。
先制点から以降、なかなかいい形は作れず押し込まれるピンチもあり、まだまだゲームのペースをつかむまでに至らないレッズレディース。
しかし見守り続ける駒場の観客が、選手たちの一挙手一投足に熱い思いと励ましを送り続け、やがて一丸となった後押しの声と手拍子が、スタジアムじゅうを覆っていったのではないでしょうか。
観客数はさらに減り、1361人だったとしても、今日ほど選手たちを親身に愛おしく思えて、また応援したい支えたいと思えたこともないのではないでしょうか。
未だ苦しい状況だからこそ尚更に。
これからも1つずつ、今までの不振を覆す後押しが出来れば幸いですー