なでしこジャパン、準決勝へ! | うらじょ

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浦和レッズレディース中心にはなりますけど
いろいろ好き勝手に書いてます。
よろしくですー

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現地では酷暑(36℃と言われる)の中、守勢からチャンスを窺うオーストラリア相手に、ポゼッション優位の日本がいかにゴールを攻略するのか、じりじりと緊張感ある膠着したゲーム展開だったでしょうか。

引いた相手に、それでも素早いタッチ数の繋ぎからペナ内まで入り、フィニッシュまで通す日本でしたが、ゴールの枠をとらえ得点までには至りません。

しかし、こういう試合展開で強いのが、新旧ベレーザ勢の多いなでしこでしょうか。
試合後半、オランダ戦同様に、有吉選手がゴール前まで入ってシュートする場面や、大儀見選手の縦パスから、途中から入った岩淵選手のドリブルに、宇津木選手が追い越してフィニッシュに入る態勢など、惜しい場面が見えて来ます。

39分、オーストラリアにとられたボールを、岩清水選手がスライディングでカット→拾った宇津木選手が宮間選手へ→右サイドへのパスに岩渕選手スルー→川澄選手に渡りゴール前へのクロス→大儀見選手がゴール前へ抜け出てボレーも、惜しくもゴール右へ外れました。
しかし、ここから畳み掛けるのが、なでしこの強さ。
オーストラリアのゴールキックからの、不安定なビルドアップに宮間選手がプレスをかけて、阪口選手が高い位置から奪うと、ペナ内へ動き出した岩淵選手へ供給→左へ持ち出してシュートは、ブロックされコーナーキックに。

左コーナーから宮間選手がキックイン→ゴール前リフレクトボールを、宇津木選手がいち早く出て岩清水選手に繋ぎ、シュート→ゴール前でブロックに合いますが、こぼれたボールを逃さず、さらに左フリーの岩渕選手に繋ぎ、岩渕選手がついにオーストラリアの堅牢を打ち破り、叩き込みました!
泥臭いゴールです、途中離脱した安藤選手の魂を体現したゴールだったのではないでしょうかー

大一番で接戦をモノにできるメンタリティ、ベレーザという育成年代から培われたものは、技術以上に凄いと思います。
応援の立場とはいえ、なでしこリーグでことごとく痛感させられて来ただけに。


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岩渕選手、単身ドイツに来た当初ホッフェンハイムでは、ろくにパスも回してもらえず、得点者にタッチにいっても無視されていたのは、女子ブンデスリーガハイライトで窺えてました。
起用されない時期も過ごし、しかし徐々に結果を出し頭角を表し始め、認められる存在になって来た様子です。

幾多の苦難を乗り越えタフになり、ついに結果を示しました。
おそらく今後もスーパーサブとして、なでしこが勝ち上がるキーウーマンとなりそうです。