第21回 関東女子サッカーリーグ1部 前期リーグ第7節
2015年5月31日(日)13:00キックオフ
@ヴェルディグラウンド
日テレ・メニーナ 2ー0 浦和レッズレディースユース
得点者:8分 10分 植木(失点)
試合時間:90分
GK:鈴木
DF:遠藤、長嶋、南、金勝
MF:木崎、今井、長野、塩越
FW:青木(→87分 三浦)、小嶋(→65分 高橋はな)
SUB:本間、奥本、久保、三木、井上
後半から見る限りでは、攻め込まれる危ない場面もありましたが、レディースユースにも何度かチャンスはあったので、五分五分の内容だったしょうか。
メニーナは、浦和のポゼッションに対し、高い位置からプレスを仕掛け、攻守の切り替わり早く、主に左からのカウンターが効果的にはまり、ゴールまで迫る場面が多かったと見受けられました。
トップチームのベレーザを見ていても最近感じることは、ある程度持たせておいてボール奪取するや、一気に攻勢に転ずるスタイルが徹底している様子で、効率良い攻め上がりが目立ちます。
後ろから繋いで隙をうかがい回して行くよりも、いかに早くゴール前まで持ち運んで行くのか、以前に比べて手数掛けずに、シンプルに縦に出る意識が強くなった印象を受けます。
レディースユースのチャンスは、後半10分過ぎに、左SBの金勝選手が左から内に入り相手を引き付け、左へ開いた塩越選手にパスを出すと、塩越選手のゴール前左からのループ気味のシュートは、クロスバーをかすめた場面。
あるいは、20分過ぎには、金勝選手がボールカットからカウンターで出て、MF木崎選手に渡り縦に出すと、高橋はな選手がペナルティエリア右から抜け出てシュートは、グラウンダーが左へ外れた決定的な形。
もっともゴールに迫ったのは25分過ぎ、ペナルティエリア右から高橋はな選手が、相手を強引にかわしてマイナスクロスを入れると、青木選手がダイレクトに合わせるも、右ポスト直撃の惜しい場面など、あともう一押しのところで得点機を逃し続けました。
今回は特に、攻め込まれてなかなか断ち切れず苦戦を強いられました。しかしGK鈴木選手をはじめ、センターバックの南選手・長嶋選手らが、身体を張って奮闘し続け、それ以上失点を許さずゲームを壊さない健闘をみせていました。
手強い相手には、さらにハイレベルなプレーが求められますが、今のレディースユースの選手たちには、今後大いに期待できるでしょう。
1月のユース選手権決勝戦より、メニーナ相手にサイドからの攻勢が効くようになりましたし、フィニッシュまでの連携の型も出来ていると思います。技術的な成長により、球際には余裕が感じられるようになりました。
メニーナDFの、サイドは切られても絶対に中は通さない思いのこもったプレーぶりは、伝わって来ました。
先輩たちのぶんも、今シーズンはリベンジに燃えてもらいたいですね!期待しております!