安藤梢選手が所属する1FFC フランクフルトは、
3月29日、UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグを、
イングランドのブリストル・アカデミーとホームで対戦。
フランクフルトは7-0と快勝。
1stレグの結果と合わせて12-0と圧勝したフランクフルトが、
準決勝進出を決めました!
前半8分にチームの先制点となるゴールを決めました!
2015年3月29日
【2014-15 UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝 2nd leg】
FFC Frankfurt 7-0 Bristol Academy
得点:
08分 K. Ando
38分 D.Marozsan
58分 M.Islacker
68分 M.Islacker
75分 M.Islacker
87分 L. Störzel
90+3分 J. Löber (PA)
会場:Stadion am Brentanobad (Frankfurt)
【安藤梢: 2014-15 女子チャンピオンズリーグ】
◆10/08 16th FINALS 1st leg vs BllK Kazygurt 2ー2 △
89分から途中出場
◆10/16 16th FINALS 2nd leg vs BllK Kazygurt 4ー0 ○
先発からフル出場
◆11/09 8th FINALS 1st leg vs Torres Calcio 5ー0 ○
65分から途中出場
◆11/12 8th FINALS 2nd leg vs Torres Calcio 4ー0 ○
先発からフル出場
◆2015/03/21準々決勝 1st leg vsBristol Academy 5ー0 ◯
81分から途中出場
◆2015/03/29準々決勝 1st leg vsBristol Academy 7ー0 ◯
先発からフル出場・1得点
[今季チャンピオンズリーグ・通算戦績]
6試合出場 1得点 出場時間305分
先発3 途中交代0 途中出場3
21日に行なわれた準々決勝1stレグを、イングランド・ブリストルのアウェーで5-0勝ちのフランクフルトは、余裕をもってホームの2ndレグにのぞむところ。
エースFWのシャジッチ選手が欠場するも、その他はほぼベストメンバーのフランクフルトに、安藤選手が左SHとして先発入りを果たしました。安藤選手、リーグ戦も含めると、2月22日ザント戦以来5試合ぶりの先発出場となりました。

フランクフルトのフォーメーションを見るとこんな感じです。
安藤選手は、左に張ったポジションから積極的な攻撃参加に、3バック左のクルノゴルシェビッチ選手のオーバーラップを引き出そうと下がり目にDFの穴も埋めますし、攻守にじつに運動量の多いタスクを課せられます。
欧州では女子サッカーでも、最近は3バックを採り入れるトップチームが増えてきました。
そのぶん求められるのは無尽蔵のスタミナで前後を繋ぐサイドプレイヤーこそ肝であり、トップアスリートとしての資質を備えてないと務まらない様子にも見受けられます。
攻守の切替えの早さ、人一倍の走力と、そして労を惜しまない姿勢が、ゲーム開始早々から結実しますー
前半8分、ガーレフレーケス選手がゴール前に持ち込むと、左から長躯追走して来た安藤選手にラストパスが渡り、勢い飛び込んで来たタイミングにピタリと合わさりゴールゲット!
18番ガーレフレーケス選手、自分でもじゅうぶん撃てた状況でしたが、そこはチームリーダーとして攻撃を牽引する献身さ、チームメイトを鼓舞する慈愛に満ちています^^;
これまでも数々の安藤梢ゴール♪を演出して来てくれました。安藤選手も、自分の前に出る!と信じれるからこそ、走り込めるのではないでしょうか。
ドイツのレジェンドの域に達しているストライカーとして大活躍中ですが、すでに代表選手としては引退しています。他国にとっては、なんとも贅沢なことですねー
試合のほうは第1戦以上にブリストル・アカデミーを寄せ付けなかったフランクフルト(ブリストルのシュート数0)が、その後も着実に加点し大勝。
安藤選手は後半にシュートを合わせる決定機がありましたが、GKのファインセーブで防がれ惜しくも2得点目となりませんでした。
終始、前からボールを追うアグレッシブな姿勢に衰えをみせず、90分戦い切れたことは得点に加えてアピールできましたし、大きな収穫ともいえるでしょう。
昨年の11月21日チャンピオンズリーグ・トーレスカルチョ戦以来のフル出場を果たすことができました。
結果は3-3のドローに終わり2戦合計4-4となり、アウェーゴールで上回ったヴォルフスブルクが準決勝進出。
大儀見選手は先発からフル出場しました。
※ヴォルフスブルクvsローゼンゴート第2戦ハイライト動画
こちらの試合は、両チーム譲らずに激しい点の取り合いとなったようです。
大儀見選手に惜しい決定機あり、粘るローゼンゴートにヴォルフスブルクは最後まで追い詰められましたが、しっかり勝ち切るあたりがディフェンディングチャンピオンらしく勝負強いです。
ドイツの強豪フランクフルト、ヴォルフスブルクともに準決勝進出です。
フランクフルトは、休む間もなく4月1日にはドイツカップ準決勝を永里選手が所属するポツダムと対戦します。ヴォルフスブルクも、、4月1日にドイツカップ準決勝をフライブルクと対戦します。
女子チャンピオンズリーグ準決勝のほうは、1stレグが4月18・19日、2ndレグが4月25・26日に組まれています。日程詳細未発表。
フランクフルトはノルウェーのブロンビーと対戦、ヴォルフスブルクはフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦予定です。
5月14日ベルリンでのファイナル、フランクフルト・安藤vsヴォルフスブルク・大儀見の対戦まで、いよいよ現実味を帯びて来ました。