[ラマンガ国際女子大会2015]
2月26日18時キックオフ
日本 0-1 アメリカ
得点/後半9分 リン・ウィリアムス
【日本U23メンバー】
______増矢__田中_____
京川__杉田__高木__柴田
中村__村松__三宅__齊藤
________山下________
(GK)
18山下杏也加(日テレ・ベレーザ)
(DF)
15齊藤夏美(INAC神戸)
02中村ゆしか(関東学園大→スフィーダ世田谷FC)
04村松智子(日テレ・ベレーザ)
03三宅史織(INAC神戸)
(MF)
07杉田亜未(伊賀FC)
11柴田華絵(浦和)
08高木ひかり(早稲田大)
06京川舞(INAC神戸)
(FW)
09田中美南(日テレ・ベレーザ)
10増矢理花(INAC神戸)
(リザーブ)
14井上綾香(ベガルタ仙台)
16入江未希(ベガルタ仙台)
16入江未希(ベガルタ仙台)
17浜田遥(ベガルタ仙台)
12加藤千佳 (浦和)
白木星(浦和)
右からは柴田、左から京川、中盤の杉田らも、高い位置からのプレッシャーを仕掛ける。
ボールを保持すれば、DFラインを高い意識に、コンパクトなラインを保ちながら、細かくパスをつないで行く。
4分、前に出た左サイドの裏を突かれ、リン・ウィリアムスが出るところ、村松がカバーしコーナーキック(CK)に逃れる。
右CKをGK山下が直接キャッチ。
8分、アメリカのペナルティエリア(PA)前右での攻防から、柴田が跳ね返し→増矢が潰れながら繋ぎ→高木が後ろから出てPAに入りシュート→GKスミスが正面でライナーをキャッチ。
12分、目まぐるしくポジションを入れ替わり、くさびを受けて起点となっている増矢がトラップミス→マキャフリーが奪い右前へ展開→リン・ウィリアムスのゴール前折り返しを山下が倒れながらキャッチ。
14分、アメリカ最後列からのフィードにマキャフリーが左へ出て中村対応、杉田も加勢して防ぎアメリカのCKに。
右CKキックインに、ゴール前でダールケンパーが合わせるが、日本DFがブロック。
17分、アメリカのサイドチェンジから、左サイドバック(SB)ダイダスコが上がってクロス→GK山下キャッチ。
アメリカは大きな展開力から、一気にゴール前まで迫る場面が続く。
日本が最後列からのビルドアップを図り→前線縦へのくさびが入るところで潰され、あるいはパスが繋がらず戻される→再びビルドアップを図り…を繰り返す状況、
22分、高木から縦へ大きく展開→田中が落としたところに、増矢が受けて持ち上がり、PA前左の京川に渡りる→京川は中に切り込みながら、PA内中央へ出た増矢へスルーパス→アメリカDFにカットされたこぼれに柴田が突っ込むが、アメリカDFに奪られシュートに至れず。
26分、日本の執拗なプレスバックから、杉田と増矢が中盤で囲んで奪い、増矢から→田中が持ち上がり、右から上がって来た柴田→折り返しを田中受けて、PA前中央からシュート→ゴール枠上へ外れる。
27分、右からマキャフリーが中村をかわして持ち上がりクロス→PA前中央へ繋ぎ、ミュイスが受けて右に回り込みながらシュート→うまくヒットせずグラウンダーが左へわ外れる。
32分、日本の空いた左サイドのスペースに、リン・ウィリアムスが出て持ち上がる→中村対応して、右前からのシュートは枠上大きく外れる。
再三、日本ほ左サイドから攻め込まれていたのは、こうして書き起こしてみるとよく判ります。
アメリカが前線から幾分ラインを高くしてプレッシャーも強く臨んで来た印象。コンパクトに絞って対応して来られると、日本はパスの繋がりが悪く、前に運べない状況が続く。
37分、三宅に戻されたパスをダイダスコに奪われ→ゴール前へ出るリン・ウィリアムスへ→山下が前に出てキャッチ。事無きを得る。
39分、左サイド中村から京川へ出たところ、京川倒れてフリーキック獲得。
PA前左から、杉田がキックイン→リバウンドを後方から三宅のシュート→アメリカDFに当たったこぼれを、田中が追いすがるが阻まれる。
41分、柴田→高木から縦に浮き球→くさびで受けた田中が2人を引き付け落とし→空いたスペースに柴田がドリブルから、PA前中央にフリーで出た増矢にラストパス→ゴール前GKと1対1の増矢、ワントラップから左足シュートは、GKの顔面に当たり弾かれゴールならず。
44分、右から柴田→増矢→ゴール前に田中が迫るが、アメリカDFに阻まれる。
45分、左サイドからダイダスコ→PA前への縦に出したパスを、三宅がクリアし切れずリン・ウィリアムスが取り左からクロス→中村がゴール前クリア。
アディショナルタイム1分
右サイド齊藤からGK山下に戻されたボールに、リン・ウィリアムスが突っ込んでゴールキックを弾かれるが、ゴール枠外右へ大きく外れる。日本がヒヤッとする場面。
[後半]
増矢→入江
2分、右からリン・ウィリアムスが持ち上がりクロス→ゴール前ファーに出たドニアックが中に入れたところを、杉田が戻ってクリア。
6分、三宅が中央縦に入れたボールがミュイスにパスカットされ、ミュイスが持ち上がりカウンターから、PA前のリン・ウィリアムスに渡り、右に切り替えしてのシュートは、対応した三宅の足に当たり、枠外右へ出てCKに。
相変わらず中盤から前へ運べず、攻勢に出れない日本。局面でのアメリカのフィジカルの強さが目立ち始める。
★9分、アメリカが右CKから、コラプリコがショートコーナーを使い、ドニアックに当てた折り返しを受ける→京川が対応するがコラプリコにかわされ、ゴールライン際をドリブルからクロス→ゴール前、三宅の前に出たリン・ウィリアムスが右足で合わせてゴール。
アメリカに自陣に押し込まれる状況が続く。間延びし、中盤に前半序盤ほどの動かしながら繋ぐ活発さが見られない。増矢不在の影響もうかがえる。
16分、大きくスペースの空いた右サイドを、ドニアックに持ち込まれクロス→右に展開しミュイスがPA前からシュートは、ゴール枠上大きく外れる。
17分田中→浜田
18分、右サイドで柴田と浜田が囲んでダイダスコが戻したボールを、入江が中央でカットし持ち上がる→右前に出た浜田に渡り、ダイレクトにクロスを入れる→ゴール前出た京川のヘッドは、ゴール左外へ。
20分、左京川からPA前浜田に渡りシュート→強くヒットせず、GKが難なくキャッチ。
浜田を入れ、ベンチからは上がれという指示もあり、全体的に前から動く様子がうかがえる。
23分、日本右サイドの空いたスペースにダイダスコが持ち上がりクロス→ゴール前リバウンドをリン・ウィリアムスがシュート→ゴール枠上へ外れる。
26分、京川の左スローインから、杉田が京川に戻され持ち上がり低いライナーのクロス→ゴール前ニアに浜田飛び込むが当たらず、GKキャッチ。
29分、右サイドサリバンからのクロス→ゴール前リン・ウィリアムス落として、ドニアック出るところ、村松が阻んで防ぐ。
解説山郷さん「中(PA内)のマークも人がいるけど、ハッキリしなくてはならない。」
31分、再び右サイドをダイダスコにフリーに入られて、ゴール前ニアのリン・ウィリアムスからマイナスのクロス→ゴール前合わず日本が何とかクリア
33分、アメリカ最後列から右へのフィード→右サイドをグルームが出て中村をかわし中へ入る→中村が再度対応してカットする。
33分高木→井上
35分、三宅のトラップミスをミュイスに奪られて、中央ドリブルからシュート→山下がグラウンダーを正面でキャッチ。
村松がしっかりカバーしてコースを切っていた。
37分、入江と柴田の連携が合わないところをラベルに奪われ、ドリブルからカウンターで一気にPA前へ→左に出たコラプリコが受けてシュート→山下正面でライナーを弾き、村松がクリアー。
39分、アメリカ攻勢から、ラベル→左に出たリン・ウィリアムスからクロス→ゴール前ラベルに合わずボールは流れる。
40分過ぎあたりから、最終ラインを高く上げて攻勢に出る日本。
CKにクリアのリバウンドを柴田が拾い繋ぎ、さらにゴール前へ入れて攻勢を仕掛ける日本。
右から入江のクロス→ファーへ流れたボールに、浜田のシュートは左外へ。
アディショナルタイム2分
中央で受けた柴田から縦に浜田、反転して右に回り込みながらシュート→ゴール前、アメリカDFに当たるリバウンドに京川弾き→リバウンドにさらに浜田が詰めるが、クリアされる。
その後程なくタイムアップ、試合終了ー