昨日の朝日新聞の付録にJリーグ開幕を特集していました。
さっそく浦和・西川周作が。
そんな中、浦和の梅崎司選手の奥さんである川上璃子さんが寄稿していました。
すてきな内容でしたので、一部記してみましたー
夫は身の回りのことは一通り自分で何でも出来ますし、トレーニングや栄養管理についてもよく勉強しています。家族向けにクラブが栄養管理の講習会を開いた時も、私と一緒に参加しました。そんな姿を見ていると、さすがにプロだなと感心します。
そんな彼も娘に対しては親バカです。キャンプで家を離れていた間も、毎日娘の写真を送れとうるさくて。(笑)電話をかけてきても、たずねるのは娘のことばかり。元々子供が大好きで、選手の家族で集まっても、大人の輪には入らず子供たちと遊んでいるような人ですから、自分が親になったことでサッカーにも一段と熱が入っているみたいです。
家の近所に、彼のファンだという小学生の男の子が住んでいます。最初はサインが欲しくてたずねて来ただけでしたが、いつの間にか彼もその子と仲良くなって、最近はオフの日にサッカーを教えてあげたりしています。
ある日、「梅崎選手は普段どんなもの食べてるんですか?」と聞きに来たので、「そうね、ササミはよく食べるね」と何気なく答えたところ、次にその子のお母さんにお会いした時、「近頃はささみばかり食べたがるんです」と笑っていました。
その子の行動は、子供らしくほほえましいものですけど、「梅崎選手のようになりたい」という思いはきっと真剣なんですよね。あらためて、サッカー選手というのは子どもに夢を与える職業なんだと感じました。これからも選手たちの姿がたくさんの人に夢を与えて、サッカーを愛する人の輪がどんどん広がってくれれば嬉しいですね。
もし今、少しでもサッカーに興味がある人がいたら、まず一度スタジアムに足を運んでみてください。周りの盛り上がりがとにかくすごくて、誰でも理屈抜きに楽しめると思います。
特に私がいつも観戦に行く浦和レッズのホームは、子供からお年寄りまで家族一緒に観戦に来る人が多いので、とてもにぎやかな雰囲気です。
昨年の最終節には、私も娘を連れてスタジアムに行きました。試合後のシーズン終了セレモニーが終わって選手たちと一緒に引き上げるとき、初めてピッチからスタンドの歓声を聞いたんですけど、その声が予想を超える迫力なんです。
「梅、来年は頼むぞ!」と言われると、思わず私も背筋を伸ばして「はい!」と返事をしそうになるぐらい(笑)
あの声を聞いたら、期待に応えないわけには行かないという気持ちになるのも当然だと思いました。どんなに苦しい時でも、サポーターの応援があれば選手は力を出せるというのは本当でしょうね。
レッズでのレギュラー争いはますます激しくなっていますけど、彼は刺激があって毎日楽しいと言っています。みんな本当に気合が入っているようですし、ぜひ一つでも多くのタイトルを取ってほしいですね。
きょうJリーグ開幕。
浦和レッズの2014年がすばらしいシーズンになりますことをお祈りしますー