■14.01.13 [ 安田有希選手 現役引退のお知らせ ]
このたび、安田有希選手(27歳)が、2013シーズンをもちまして、現役を引退することとなりましたのでお知らせいたしますー

安田 有希(やすだ ゆき)
1986年9月18日生まれ(27歳) 東京都出身
MF 164cm/53kg
リーグ登録9年
[サッカー歴]
若宮ミストラル→和田ラフィーユ→法政女子高校→HFCレディース(神奈川県リーグ所属)→2005年:ASエルフェン狭山FC→2007年:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース→2011年:浦和レッズレディース
【リーグ出場記録】
2005年~06年
ASエルフェン狭山所属: リーグ戦 32試合出場 9得点(L2リーグ)
※全日本女子選手権(皇后杯)の出場については不明。
◆千葉移籍後については、一覧表にしてみましたー
2007年~10年
ジェフレディース: リーグ戦 68試合出場/22得点
2008年7月、ルネサンス熊本戦で、ハットトリック達成。
シーズン通算16試合9得点と活躍し、ジェフ千葉レディースのなでしこリーグディヴィジョン2優勝に貢献。
千葉は2009年よりディヴィジョン1に昇格。
2010年、リーグ得点ランキング2位となる11ゴールをあげる活躍。(1位は現INAC神戸の大野選手13得点。シュート数55本もリーグ2位の記録・1位は大野選手の67本)
4月の福岡戦と10月の伊賀戦でハットトリック。
9月に行われた千葉国体のサッカー決勝戦でもハットトリックを決め、千葉県代表を優勝に導く。
8月29日のリーグ戦新潟戦(ホーム)から10月31日のリーグ最終戦新潟戦(アウェイ)の10試合の間に、8得点と一気にゴールを量産。
2011年~13年
[レッズレディースでの出場記録]
リーグ戦: 41試合出場 10得点
カップ戦: 11試合出場 1得点
皇后杯: 4試合出場
公式戦通算: 56試合出場 11得点
2011年、通算7ゴールをあげ、リーグ得点ランキング9位。(1位は12得点の大野・川澄選手)
2012年1月末、2月9日から和歌山で行なわれた日本女子代表候補合同合宿に、なでしこチャレンジメンバー(18名)として選出される。
2011年11月、ホーム最終節伊賀戦で企画されたProduced by Reds Ladies Version8において、安田選手プロデュースの「韓国風プルコギ焼きおにぎり」は、販売開始約30分で100個を完売、「Queen of おにぎり」の称号を獲得。→MAKE UP LADIES!:「queen-of-おにぎり」発表!


【なでしこオールスター出場歴】
(2009年)
初選出 なでしこCINZAチーム、MFとして先発出場。背番号11
(2010年)
2回目 なでしこSUSERIチーム、MFとして途中出場から1ゴールを決める。背番号7
(2013年)
3回目 なでしこEstrelaチーム、FWとして先発出場。背番号9
【浦和レッズ安田有希: ゴールメモリアル】
◆浦和初ゴール
プレナスなでしこリーグ第4節:2011年7月4日 @新潟市陸上競技場
vsアルビレックス新潟レディース戦 2-2(引き分け)/後半42分
新潟攻勢からカウンター→後藤が持ち上がり右を追走していた安田へパス。→安田はドリブルでペナルティエリア(PA)前右に入ったところから、思い切り良く右足を振り抜くと、GKが飛び付くも及ばない強い弾道のシュートが、ゴール右上隅に鮮やかに決まる、ファインゴール!
新潟が終始優勢で敗色濃厚の終盤、2-2の同点に追い付く起死回生の一撃。
◆2点目・3点目
プレナスなでしこリーグ第1節:2011年7月31日 @埼玉スタジアム第2グラウンド
vsエルフェン狭山戦 (4-1勝利)/前半13分&前半16分
(前半13分)
左サイドバック(SB)堂園のセンターサークルから前線に出された縦のフィードに、安田が狭山の最終ラインから抜け出して左足で合わせる。→シュートは前に出て来たGKの右を抜き、ゴール右へ流し込まれる。
この試合、浦和の2点目(2-0)
(前半16分)
自陣右サイドの右SB土橋から前線に出された縦のフィードに、安田が狭山DFに競り勝ってゴール前へと迫る。→前に出て来たGKの頭上を越えるループシュートを軽快に繰り出し、無人のゴールへと収まる。
この試合、浦和の3点目(3-0)
※2得点の活躍、「Player of the Match」の表彰。
◆4点目
プレナスなでしこリーグ第10節:2011年9月24日 @NACK5スタジアム大宮
vsエルフェン狭山戦(1-0勝利)/後半43分
PA前からの吉良のミドルシュートが、ゴールバーに当たり跳ね返る→狭山DFがヘッドでクリアしたリバウンドを、ゴール前に入っていた安田が左足で巧みに合わせ、ゴール右隅にグラウンダーが決まる。1-0勝利の決勝ゴール。
◆5点目
プレナスなでしこリーグ第10節:2011年10月23日 @岡山県美作ラグビー・サッカー場
vs岡山湯郷Belle戦(3-2勝利)/後半32分
浦和の攻勢から、岸川がPA前からシュート→GKが右に飛んで弾き返したボールを、後藤がPA脇右横で拾いクロスを入れる。→安田がゴール前でDFに付かれながらも飛び込み、しっかりとヘッドを合わせると、ゴール左へ叩き込まれる同点弾(2-2)となる。
◆6点目
プレナスなでしこリーグ第17節:2011年11月12日 @埼玉スタジアム2002
vs伊賀くノ一戦(3-0勝利)/前半5分

右サイドで受けた柴田がクロスを入れる。→ゴール前で後藤が受けて、DFを背負いながらも巧みなポストプレーで、PA内の安田に戻す。→安田はダイレクトに右足を振り抜くと、しっかりヒットされたライナー性の弾道が、ゴール左隅に鮮やかに決まる。
サイドから入れる→受ける→託されて、決める。崩しのお手本のような流麗な連携から、先制点が生まれる。
◆7点目
プレナスなでしこリーグ第18節:2011年11月20日 @西が丘サッカー場
vs日テレベレーザ戦(1-0勝利)/前半35分
ベレーザ優勢が続く中、自陣右で2ndボールを拾った柳田が前線へ蹴り出す。→DFラインの上を抜け出たボールに、後藤が右からドリブルで持ち上がり、PA中央に入って来た吉良へパス→吉良はDFを巧みに交わして、グラウンダーのシュートを放つとボールは左ポストに当たり跳ね返る。→しかし、左から追走してゴール前に入って来ていた安田が、跳ね返りのこぼれをゴール左前から左足で流し込んで決める。ベレーザ戦勝利を呼び込む貴重なゴール!
◆8点目(2012年)
プレナスなでしこリーグ第1節:2012年4月15日 @NACK5スタジアム大宮
vsエルフェン狭山戦(5-0勝利)/後半33分
柴田からの縦パスに、後藤が追尾するDFをかわしながらPA前中央右から侵入→防ぎに出て来たGKの左を抜くグラウンダーのシュートを放つと左ポストに当たるも、ゴール前詰めていた安田が跳ね返りを流し込み、難なくゴールを決める。浦和の5点目。
◆9点目(2013年)
プレナスなでしこリーグ第1節:2013年3月23日@浦和駒場スタジアム
vsスペランツァFC大阪高槻戦(3-0勝利)/後半23分
DF坂本からパスを受けた柴田が中央右にドリブル→PA前で安田がパスを受けると、中央に切り込んで左足のミドルシュート一閃→GK大野の頭上を越えてゴールが決まる。浦和の2点目。
◆10点目
プレナスなでしこリーグ第6節:2013年4月28日@新発田市五十公野公園陸上競技場
vsアルビレックス新潟レディース戦(1-2敗戦)/前半8分
浦和の攻勢から、上がって来ていた左SBの和田がPA左前からクロスを入れる。→ゴール前で安田がDFをかわしてヘッドを合わせると、ゴール左隅を突く先制ゴールが決まる。
(チームは逆転負け)
◆11点目(ラストゴール)
プレナスなでしこリーグカップ Bグループ第3節:2013年6月9日@フクダ電子アリーナ
vsジェフ市原千葉レディース戦(1-2敗戦)/後半11分
浦和陣内で左SB竹山がパスカットから、センターサークル付近で柴田につなぎ、柴田はドリブルで中央を持ち上がりDFを引き付け左の加藤へ出す。→PA内左から持ち込んだ加藤は、DF2人をかわして低いクロスを入れる。→ゴール前ファー側(右)に入って来ていたフリーの安田が、ダイレクトに右足で軽快に合わせると、ゴール右に決まる先制点となる。
スピードに乗った速攻から、大きく展開する繋ぎで連携し合いフィニッシュにまでに至る、2013年レッズレディース屈指のファインゴール。
この時の安田選手は、左へ展開して行くカウンターに、竹山選手のパスカットの時点から加速して逆サイドを追走。約6~70mの距離を大きなストライドでゴール前まで駆け上がり、ゴールチャンスに備えていたのでした。
どうかお幸せに!
いままで本当にありがとう!
[安田有希チャント]
安田有希~ WowWow 安田有希~
ラーラーラーラーララ 安田有希~
(原曲「今すぐKiss me」LINDBERG)