明日菜初ゴール・安藤ゴール、岩渕ホッフェンハイムに大勝 (女子ブンデスリーガ第9節) | うらじょ

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安藤梢選手と田中明日菜選手が所属する1FFC フランクフルトと、岩渕真奈選手が所属するホッフェンハイムが、12月1日・女子ブンデスリーガ第9節で直接対決。

フランクフルトが8-2で大勝しました。


安藤選手はスタメンからフル出場、11分にチームの2点目となる今季通算4点目のゴールを決め、勝利に貢献しました。

明日菜選手は75分から途中出場、90+1分にチームの8点目となるゴールを決め、ドイツの公式戦での初ゴールとなりました。

岩渕選手はスタメンからフル出場でした。


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2013年11月30日
【女子ブンデスリーガ 第9節】

1 FFC Frankfurt 8-2 TSG 1899 Hoffenheim


会場/ Stadion am Brentanobad (Frankfurt)

観客数/ 1790人


得点/

1-0 09分 K. Garefrekes

2-0 11分 K. Ando

3-0 25分 M. Behringer

4-0 33分 B. Schmidt

5-0 36分 A. Crnogorcevic

5-1 54分 L. Keilbach (Hoffenheim)

5-2 55分 M. Moser (Hoffenheim)

6-2 64分 K. Garefrekes

7-2 66分 C. Sasic

8-2 90+1分 A. Tanaka


(Frankfurt line-up)
01 D. Schumann

25 S. Bartusiak

23 B. Schmidt

27 P. Kuznik

11 S. Laudehr

07 M. Behringer

18 K. Garefrekes

14 K. Ando

10 D. Marozsan

21 A. Crnogorcevic

09 C. Sasic


46分 B. Schmidt→19F. Bajramaj

59分 A. Crnogorcevic→12M. Weber

75分 M. Behringer→A. Tanaka



【女子ブンデスリーガ第9節ゴールハイライト】

※画面をクリックすると動画へ飛びます。安藤選手のゴールシーンは、-07:39頃から。明日菜選手のゴールシーンは、-05:36頃からです。
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今季リーグ戦では群を抜く得点力のフランクフルトですが、今節も攻撃陣が好調にゴールを重ね、今季からブンデスリーガに昇格したホッフェンハイムを圧倒した様子です。


まずはなんといっても、明日菜選手のリーグ戦初ゴールでしょうか。

試合終了際に、フランクフルトのFKの場面。キックインされたボールが、ゴール前からペナルティエリア前中央にグラウンダーで戻って来たのを、明日菜選手がダイレクトに合わせて右足を振り抜くと、ゴール右上隅に鮮やかに決まるファインゴールとなりました。


フランクフルトのオフィシャルページ には、ゴールの場面をこのように記しています(英訳した一節です)

~the substitute Asuna Tanaka with a full range shot from 22 meters (90 '). It was the last FFC goal of the year 2013 - in the stadium on Brentanobad~

(サブの明日菜選手が、22mから最大幅(右隅ぎりぎりに決まったという意!?)のシュート。これがフランクフルトのホーム・ブレンタノ バートスタジアムでは、2013年最後のゴールとなった。)


初ゴールに、味方のフィールドプレイヤー全員から祝福を受ける明日菜選手。チームメイトに親しみをもたれている様子がうかがえます。

今年最後のホームゲームに有終の美を飾る初ゴールとは。明日菜選手、やっぱり「持ってます」ねー


こちら から、ゴールの瞬間の喜びの様子を写した写真が見れます。

安藤選手と飛び上がって喜び合っている姿が嬉しく思えますー^^



安藤選手のゴールは、ゴール前に出たボールを追った安藤選手が、そのボールを捕りに前に出た相手GKと、カバーに入ったDFが交錯して倒れプレーが途切れたような状況の隙に、こぼれ出ているボールを拾ってゴールへ流し込み得点が認められたという、珍しいものでした。

痛そうに倒れたまま、うずくまるGKですが、ボールをキャッチしたわけではなく、GKの前に転がったままです。安藤選手はGKとの交錯をかわしていて、味方同士でぶつかり合ったのでファウルもありません。ホッフェンハイムの選手は、心配そうにGKに近寄ったり、プレーを止めた状況。

しかし駆け寄る主審は、両手を大きく広げてプレーオンを示しており、すかさずボールを拾いに戻った安藤選手が、虚を突かれたように棒立ちの相手の脇から、ゴールへ軽く蹴り込んで得点となりました。

ホッフェンハイムのGKは、その後負傷交代となり可哀相ではありましたが、安藤選手は集中を切らさずプレーを続行したところがプロであり、思わぬゴールを生んだようです。

(※ゴール後喜ぶことなく、少し申し訳なさそうに倒れているGKに歩み寄る様子が、安藤さんらしいのですが。)


大勝したフランクフルト、次節は今年最後のリーグ戦となり、いよいよリーグ2位のポツダムとの首位攻防戦をむかえます。

今節リーグ戦初ゴールを決めた永里選手が所属するポツダムであり、日本人対決も注目されます。

12月8日(日)の日本時間22時(現地14時)にキックオフですー



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岩渕選手は、様子はわかりませんが、チームの大敗には相当悔しい思いをしたことでしょう。安藤・明日菜選手擁するフランクフルト相手だっただけに、なおさらではないでしょうかー

チームはリーグ戦3連敗となり、9節を終えた時点で2勝1分け6敗の11位(全12チーム中)と降格圏内に低迷しています。

岩渕選手は9節全試合にフル出場を果たしていますが、開幕戦(9月8日 Sindelfingen戦)でゴールを決めて1-0勝利に貢献して以来、リーグ戦での得点がありません。

ゴールハイライト動画の端々から岩渕選手のポジションが見える時、FWとしては起用されてない様子で、サイドや前線より下がった位置でのプレーが見受けられます。もっとシュートチャンスの多いポジションであれば、結果も違う気がするのですがー

ただ1ゴールでありながらも、4アシストを決めており(ホッフェンハイムの全ゴールシーンの映像から調べてみました)、チームの得点にはしっかり貢献を果たしてはいるのです。


【リーグ第7節・ゴールハイライト】※画像クリックで動画へ飛びますー

岩渕選手が、ボールを奪ってラストパスからホッフェンハイムの先制ゴールを演出。-5:52あたりから始まります。

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ホッフェンハイムは、12月8日のバイエルン・ミュンヘン戦後ウィンターブレイクに入り、リーグ戦再開は2014年2月23日のイエナ戦からです。

ホッフェンハイム浮上のカギを握るのは、岩渕選手のゴール量産に依るところではないでしょうかー

ストライカーとして、ドイツでも開花してもらいたいものです。

リーグ後半戦の岩渕選手の活躍を期待します。