ーACL開幕第1戦、浦和レッズ2013年の初陣の相手、広州恒大について、いろいろデータを収集してみました。ー
・創設/1954年
・ホームタウン/広東省・広州市
・ホームスタジアム/天河体育中心体育場 (収容人数 58,500)
・クラブカラー/赤・白 (アウェイユニは黄色)
※広州恒大の本拠地「天河体育中心」は最大5万8500人を収容。赤をイメージカラーとするサポーターは中国国内で最も熱心で、最も質の高いファンとして知られる。
・所属リーグ/中国超級(中国サッカー・スーパーリーグ:CSL / 全16チーム)
*CSL優勝2回 2011年、2012年 →2年連続ACL出場権獲得
*中国FAカップ優勝 2012年
※昨年5月より、イタリアの名将マルチェロ・リッピ
が監督に就任。
1990年代半ば~2000年代にかけてユヴェントス率い、スクデット5回、UEFA・CL優勝1回など、数々のタイトル を獲得し、一時代を築きあげる。
・2006年ドイツW杯では、イタリア代表監督として大会優勝。
・UEFAチャンピオンズリーグとワールドカップの両方を制した史上初の監督。
※チームの層は非常に厚く、昨年5月にドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント(香川とプレーしていた)からパラグアイ代表FWルーカス・バリオス を獲得。
昨季CSL得点王のムリクイ(ブラジル)や、ブラジル全国選手権で2年連続MVPに輝いたアルゼンチンMFダリオ・コンカなど、外国籍選手を中心とした戦術となることは必至。
*国内選手も2007年にオランダのPSVで中国人選手初となるUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たしたDF孫祥(Sun Xinag)、2009年スコットランドのセルティックでプレーし、チームキャプテンを務めるMF鄭智(Zheng Zhi)など11人の中国代表候補が名を連ねる。
*フォーメーションは4-2-3-1をベース、高い位置からのプレスでボールを奪いゴールに繋げる他、個々の能力が非常に高いため、サイドからも真ん中からも崩すことが出来る。マルチェロ・リッピのもとバランスとポゼッションを重視した戦いを志向している。前線では南米出身のムリキ、コンカ、バリオスの3人が大きな脅威。守備的MFの趙旭日と秦升はハードワークで中盤を支える。中国代表MF趙旭日は負傷のため欠場が決定。ディフェンスは孫祥を中心に非常に均衡が取れている。
*昨シーズン初出場のACLで準々決勝進出。
Jリーグ勢と3試合対戦2勝1引き分けと好成績。(グループステージで柏と1勝1分け、ベスト16でFC東京に勝利。勝った2試合ともホームゲーム)
*熱狂的な応援が予想される今回の開幕戦には、スタジアム内外で1万人規模の警備員が警戒に当たる準備を整えている。
【ルーカス・バリオス】
2010年ワールドカップ南アフリカではパラグアイ代表の主将、パラグアイ初のベスト8進出。
2009年~2012年までドイツ・ドルトムントに在籍、ブンデスリーガ制覇(2011-2012)に貢献。
188センチの長身とジャンプ力を活かした空中戦に長け、足元の技術も非常に高い。両足でゴールを狙えるストライカー。ポストプレーやスペースへの動き出しなど周囲の選手を活かすプレーも得意とする脅威の存在。
【ムリキ】
ウインガーあるいはストライカーとして、CSLで60試合に出場し41ゴール。2011年CSL年間最優秀選手、得点王獲得。アジアの試合でムリキのスピードを止めるのは容易なことではない。
◆予想スタメン
広州恒大(4-3-3)
GK 曾城
DF 孫祥、キム・ヨングォン、張琳芃、栄昊
MF 黄博文、秦升、鄭智
FW ムリキ、バリオス、コンカ
※広州恒大についてさらに詳細は、こちらのブログがおすすめです!
→ Blog do paixao 「みんなでアジアへ行こう! CL2013 REDS関連情報(中国広州編)」