2日前、ベガルタ仙台レディースの入団会見を行った鮫島選手。
駅のバスターミナルから泉パークタウン行きのバスに乗り、練習場へと向かいます。
広大な住宅地の中を、延々とバスに揺られ(ものすごいガタピシで)所要時間30分近く、宮城県図書館前の停留所で降りた右側すぐに、練習場の看板がありました。
敷地に入るとすぐピッチがあり、すでに始まっていた練習に、10数人の方が金網越しに見物していました。
マットを敷き、2人一組になり、寝た状態からのヘディングの練習や、トレーナーの号令に合わせた体幹トレーニングなどをこなしていました。
昨年まで浦和レッズレディースに所属していたMF田原のぞみ選手が、練習途中から参加してきました。
昨年シーズン途中にマリーぜから浦和に移籍してきた田原選手、期待の攻撃的なMFでしたが、しかし移籍からほどなく大怪我を負い長期離脱となりシーズンを終え、今年のベガルタ仙台レディースの立ち上げから、ふたたび古巣マリーぜの選手の集う仙台へと復帰しました。
傷も癒え、新天地での活躍がこれからという矢先、今年初めに再び十字靭帯損傷の大怪我に見舞われ、手術以来ずっと長期のリハビリ回復に取り組んでいるとのことです。
震災でチームを追われ、二度の大怪我を負い、それでもがんばって復帰を目指している。
昨年秋レッズレディースの試合会場で、離脱中の田原選手が運営のお手伝いとして、訪れるお客さん一人一人の目を見て丁寧に挨拶しながら、マッチデープログラムを手渡している姿がとても印象に残っています。
一日も早い回復を願いたいです。
全体練習を終えた鮫島選手が、ピッチを周回して行きます。
終始にこやかに、チームメイトと談笑を交わしていました。
鮫島選手が練習をあとにすると、見物していた方々が一気にいなくなりした。
暗くなりレディースの選手たちが引き上げた後ひとり、ピッチ外周を黙々とランニングを続ける田原選手でした。
だいぶ走れるようになっているのでしょうか、がんばってもらいたいですね。
来てみてよかったですー