安藤梢選手が所属するドイツ;デュースブルク(FCR2001 Duisbrug)は、
2月26日に女子ブンデスリーガ第13節の試合をハンブルガーSVと行い、
3-1で勝利しました。
安藤選手は先発出場(88分に交代)、今季4点目となる先制ゴールを決め、
チームの勝利に貢献しました!
試合会場/ PCC-Stadion (Duisburg)
FCR Duisburg 3-1 Hamburger SV
得点;
1-0 2分 K. Ando
2-0 15分 M. Islacker
2-1 34分 H. Meiforth (Hamburger SV)
3-1 37分 L. Wensing
安藤選手にとっては、12月18日以来、約2か月ぶりとなるリーグ戦でしたが、ブランクを感じさせない活躍ぶりをみせています。
試合開始早々、左からの低いクロスボールに、ゴール前でうまく頭で合わせて先制点を決めました。
ゴール右隅を狙ったと思われる技ありのヘディングシュートに、GKは反応できずネットを揺らしました!
チーム2点目では、ペナルティエリア前から右前へスルーパスを通し、得点機会を演出。
他にもゴールチャンスとなる惜しい場面をつくっていましたが、なんといっても目をひいたのは、DFの裏を抜けてゴール前へ持ち運んで行く健脚ぶりです。
昨年の9月に左膝を痛め、昨年中は大事を取りながら、早い時間での途中交代が多かったのですが、昨日の試合では、鋭い出足から全力で駆け抜けておりコンディションは良さそうです。
切れのよい動きで、DFと競っても自身の間合いをしっかり保っている様子、いい感じに見受けました。
FCR Duisbrug vs Hamburger SV ハイライト(youtube)
熊谷紗希選手が所属するドイツ;フランクフルト(1FFC Frankfurt)は、
2月26日に女子ブンデスリーガ第13節の試合をライプチヒと行い、
4-0で勝利しました。
熊谷選手はセンターバックとしてフル出場しました。
試合会場/ Stadion am Brentanobad (Frankfurt)
1FFC Frankfurt 3-1 First FC Lok Leipzig
得点;
1-0 12分 F. Bajrama
2-0 22分 S. Smisek
2-1 51分 M. Behringer
3-1 57分 K. Garefrekes
昨年末、先発出場を外され中盤でも起用されていた熊谷選手でしたが、リーグ再開となる昨日のリーグ戦では、今季開幕戦から出場続けていた、センターバックのポジションに戻っていました。
相手FWにボールが収まるところをしっかりマークし、積極的にボール奪取へ前に出て来るプレーが目に付きました。
おそらく1stチェックに行くのが、熊谷選手の役割となっていた様子がありました。
前半の中頃に、ヘッドでのクリアを後方へ大きく弾ませ、ゴール前で相手FWに合わされましたが、GKがファインセーブでクリアし、この試合最大の失点のピンチを逃れました。
フランクフルトの攻撃が終始優勢、下位チーム相手に快勝しました。
永里優季選手が所属するドイツ;ポツダム(Turibe Potsdam)は、
2月26日に女子ブンデスリーガ第13節の試合をレバークーゼンと行い、
1-1の引き分けに終わりました。
永里選手はフル出場しました。
2月26日/ 現地11時キックオフ(日本時間19時)
試合会場/ Karl-Liebknecht-Stadion (Potsdam)
Turibe Potsdam 1-1 Bayer Leverkusen
得点;
0-1 36分 E. Beckmann (Leverkusen)
1-1 40分 V. Odebrecht
ポツダムは、今季最下位(12位)で1勝11敗のレバークーゼン相手に、まさかの引き分けに終わりました。
2月22日にリーグ戦を再開したポツダムですが、その試合もハンブルガーSV(10位)に1-1で引き分けており、下位チーム相手に2戦連続勝利無しとなりました。この数年のポツダムでは有り得なかったことです。
昨日の試合についてわかりませんが、今季すでに7得点をあげ得点ランキング3位の永里選手、15得点ランキング1位のアノンマ選手(赤道ギニア)の強力FW陣が、下位相手にはゴールを量産していたので、2試合ゴール無しというのは気になるところです。
◆昨日13節を終えての順位はー
1位 Turbine Potsdam
10勝2分け1敗 39得点 7失点 得失点差+32 勝ち点32
2位 FCR Duisburg
9勝2分け1敗 31得点10失点 得失点差+21 勝ち点29
3位 FFC Frankfurt
9勝1分け3敗 34得点 6失点 得失点差+28 勝ち点28
ポツダムが勝ち点を伸ばせず、1試合少ないデュースブルクが勝ち点で並ぶところまで迫ってきました。
フランクフルトも最大8差あったポツダムとの差を、4まで縮めています。
第22節までの残りの後半戦、女子ブンデスリーガは終盤の上位直接対決の時まで、リーグ優勝をかけ熱く展開していく様相です。
凌ぎ合う上位3チームにはいずれも、日本人選手が中心選手として活躍しているのですー