元浦和レッズレディースのエースで日本代表FWであった北本綾子さんが、
さいたま市浦和区内に「日本初 女の子のための元なでしこによるサッカースクール」を合言葉とした「株式会社モアスマイルズ」を立ち上げ、代表取締役を務めています。
C級ライセンスを取得し自らもコーチとなり、元チームメートの木原梢さんとともにサッカースクールなどへ出向き、指導に励んでいるそうです。
明後日の18日土曜日に、サッカー教室があるそうです。
◆モアスマイルズ・スマイルサッカースクール
2012年2月18日(土) 17:00~18:30(90分程度)
Jomonista南与野店にて
※小学生・中学生を対象にスマイルサッカ-教室特別クリニックの講師を担当
※今年1月から浦和西体育館(さいたま市桜区)では、「スマイル 女子サッカー教室」を開き、新小学1年生~2年生の女の子(男の子も可)を対象に参加者を募集しています。
◆サッカースクールの詳細については→こちら

携帯サイトのレッズプレスに、レッズレディースを特集したLADIES STYLEというコラムがあるのですが、その中で昨年の暮れに、北本さんの引退→起業について詳しく書かれた記事がありました。
有賀久子さんというライターさんが、北本さんのインタビューを交え構成されています。
長年レッズレディースの現場取材に付き、誰よりも詳しく選手たちの肉声を拾い、愛情あふれる読み応えあるレポートを届けてくれる、レッズレディースの記者として第一人者の方です。
--------------------------------------------------------
北本さんの引退について記事によるとー
2011年の27歳となるシーズンを前に、絶頂期での引退でしたが、
毎年のようにシーズン初めには、今年で終わりだと適当なことを言っていても、いつも“辞める”と口にしながらも“辞めるつもりのない”自分がいたそうです。
しかし最後のシーズンとなった2010年には、何だか辞めることがリアルに感じられ、その理由は今も分からないとのこと。
トレーニングが辛いからとかではなく、ただ、“辞めるのではないか”。
ふと気がついた自分の気持ちの変化を抱えたまま、2010年のシーズン後には引退の気持ちを固めていたそうです。
でも北本さんは「浦和レッズレディースの選手として終わりたかった。
浦和レッズが好きだから。他のチームに行ってまでサッカーを続けようという気持ちにはならなかった」と述べています。
~100%の応援に、常に120%で応えてくれていた北本選手だっただけに、自らを鼓舞してきたところはあったでしょうか。2011年元日試合後の、いま思えば完全燃焼した表情の北本選手が印象的でした。
----------------------------------------------------------
北本の誘いで木原が始め、一つの会社となった。
そして、今の北本には大きな目標がある。
それは、仲間と一緒に再びサッカーをすることだ。
「この仕事を進める中で、勝手な目標を持っていて、今、最初は大変だけど、自分がこうやって会社を形にしていって、近い将来、一緒にサッカーをやっていた仲間たちと一緒事業をするとか、その人が務める会社とコラボできたらなと思っている」
(有賀久子さん/新しい人生のスタートより)
-----------------------------------------------------------
これからの事業が大きな広がりをつくり、自らもサッカーを楽しむ思いを常に抱きながら、日々充実してくれますことを、願わずにはいられません。
きたもとあやこゲットゴール♪は、次の世代に確実に受け継がれそうです!