
London 2012 Olympics
Asian Qualifiers
FIFA世界ランキング16位
主な戦績;
ワールドカップ; 2003年出場 (グループリーグ敗退)
東アジア選手権; 3回出場・2005年優勝
AFC女子アジアカップ; 9回出場・2003年3位
アジア競技大会; 6回出場・2010年3位
※オリンピックは出場なし
■日本vs韓国、通算対戦成績
13勝2敗8分け(64得点19失点)
※過去の対戦での主な得点選手。
大野4点、宮間3点、澤、永里(優)2点。
<過去4年の対戦結果>
◆東アジア女子サッカー選手権2008 ※日本は大会優勝
2008年2月21日
○日本 2-0 韓国 (得点者;荒川、大野)
GK:山郷 、DF:中地 舞(ベレーザ)、近賀 、矢野、豊田、岩清水、MF:加藤、澤 (Cap.)、宮間 、FW:荒川(→丸山) 、大野(→安藤)
◆AFC 女子アジアカップ ベトナム2008 ※日本は3位
2008年5月29日
×日本 1-3 韓国 (得点者;永里)
GK:山郷、DF:近賀、池田(C)、岩清水、安藤(→荒川)、柳田、MF:宮間、 澤、阪口、FW:大野、永里(→丸山)
◆東アジア女子選手権2010 決勝大会 ※日本優勝
2010年2月13日/味の素スタジアム
○日本 2-1 韓国 (得点者;大野、山口)
GK:山郷 、DF:近賀、岩清水、矢野(→岩淵)、鮫島、熊谷、MF:宇津木、宮間、澤 (C) 、山口(→高瀬)、FW:大野(→中野)
◆交際親善試合 ワールドカップ壮行試合
2011年6月18日/愛媛松山
△日本 1-1 韓国 (得点者;宮間)
GK:海堀、DF:近賀、岩清水、熊谷(→田中)、鮫島、MF:澤、阪口(→宇津木)、宮間、大野(→岩淵)、FW:安藤(→丸山)、永里
-------------海堀-------------
近賀----岩清水----熊谷----鮫島
大野------澤------阪口----宮間
--------安藤------永里--------
◆韓国のフォーメーション(9月1日;中国戦) 4-1-4-1
---------------キム・ジョンミ-----------------
ユ・ジウンー---シム・ソヨン------キム・ユミ-------イ・ウンミ
----ー-----------チョ・ソヒョン-----------------
----------クォン・ハヌル-------チ・ソヨン-----------
イ・ヒョンヨン--------------------------チョン・ガウル
----------------ユ・ヨンア-------------------
Gk;
Kim Jung Mi (キム・ジョンミ)
DF;
Lee Eun Mi(イ・ウンミ)、 Shim Seo Yeon(シム・ソヨン),Yu Ji Eun(ユ・ジウン)、 Kim Yoo Mi(キム・ユミ)
MF;
Jeon Ga Eul(チョン・ガウル)、Kwon Hah Nul(クォン・ハヌル) Lee Hyunyoung(イ・ヒョンヨン)、Cho So Hyun(チョ・ソヒョン:主将)
FW;
Ji So Yun(チ・ソヨン)、 Yoo Young A(ユ・ヨンア)
46分; Yoo Young A → Park Hee Young,(パク・ヒヨン)
70分; Lee Hyunyoung → Cha Yun Hee(チャ・ヨンヒ)
90分; Kwon Hah Nul → Lee Sea Eun(イ・セウン)
(試合経過/韓国のニュースより)~翻訳したものです、所々不明。
2012年のロンドン五輪アジア地区最終予選中国との第1戦で0-0の引き分けに終えた。
チェインチョル(39)監督が率いる韓国女子代表チームは1日午後、中国山東省のオリンピックスタジアムで開かれた。
韓国は終始試合をリードしても素晴らしいゴールを見ることができなかった。
ワールドチャンピオンの日本(3日)北朝鮮(5日)まで、序盤三試合で最低でも2勝1敗を目標にした韓国は、
初戦引き分けで、残りの試合で相当な負担を抱えることになった。
韓国は試合開始直後シムソヨンの左足ミドルシュートを皮切りに、強力な攻勢に出たが、試合序盤のパスプレイを生かすことができず、中国の細かい守備に、なかなかゴールを開くことができなかった。
前半30分、イヒョンヨンのヘディングパスを受けたクォン・ハヌルがオフサイドトラップをくぐって入って一対一のチャンスに果敢に左足、中国のゴールキーパーに止められた。
前半35分にはユ・ヨンアは、左サイドからのシュートチャンスをつかんだが、力が十分に載っていないシュートを外す。
前半42分イ・ヒョンヨンが中国守備陣の弱点をくぐって試みた右足ボレーシュートもゴールポストを少しずらしていった。
後半開始とともにユ・ヨウア代わりパク・ヒヨンに交代。
韓国はむしろ中国に相次いで逆襲を許し、雰囲気を奪われた。
中国は後半14分、奇襲的なミドルシュートなど、脅威的な場面を相次いで演出した。
後半26分イ・ヒョンヨン代わりチャ・ヨンヒを投入して勝負に出た韓国は、再び主導権を取得し、中国のゴールポストを叩いたが、いつも相手のGKに止められた。
チャ・ヨンヒが交替投入直後、正面で打つ果敢な左足シュートはGKの正面に向かい、
後半34分、フリーキックシュートもGKの手にかかった。
後半44分には、パク・ヒヨンがゴール前でパスをチ・ソヨンが左サイドに入って行って賢明なシュートを放ったが、これも相手GKに阻まれる。
韓国は後半ロスタイムにイセウンを投入して最後の攻撃のチャンスを狙ったが、結局、中国ゴールを開くことができず0-0で試合を終えた。
勝ち点1を取りまとめて歴代対戦成績を2勝3分け22敗で多少なりとも取り出すことに満足しなければならなかった。
初戦で、残念な引き分けの韓国は最大の難関!?、日本と3日午後、オリンピックスタジアムで第2戦を行う。
◆韓国の注目選手
昨年のU-17W杯優勝、U-20W杯3位の立役者。その活躍により、ユース世代とはいえ、FIFA年間最優秀選手の候補にまでノミネートされた。(最優秀選手は、ブラジルのマルタ)
スピードに乗った攻撃力が最大の持ち味。ドリブルや裏を突く動きから、ゴール前でのチャンスを演出する。
女子韓国代表のエース。男子のパク・チソン選手に似たプレイスタイルだと思います。
ペナルティエリア前からでも鋭い弾道を放つシュート力。
また、フリーキックも得意で球種を使い分ける器用さ、決定力は脅威です。
vs韓国;
■特徴と対策(サカマガ、サカダイ、他、参照&私見)
▽若年層からフル代表まで一貫して志向するサッカーは、日本同様に、素早く攻守を切り替えショートパスを繋ぐスタイル。
▽前線に蹴って走るサッカーから丁寧にパスを繋ぐサッカーに移行し、ボールコントロールやいなすパスができるようのなっている。
▽男子同様に激しいフィジカルコンタクト、そして気持ちの強さ。
▽鋭く早いカウンターとミドルシュート。
シュートレンジの広さは、大会参加チーム中、№1.。
○序盤から慎重に出方をうかがい、勝つサッカーに徹すること。
○ボールポゼッションを高め自らのペースに持ち込んでいくこと、奪われての鋭いカウンターの仕掛けには要注意。
○キーマンを消して、韓国のプランを消す!
中盤から前線を自由に動き回るMFチ・ソヨンを、澤ら中盤4人の選手が連携してマークし自由を奪うことで、ポジションを低い位置に下げさせる。
同様に、攻守の繋ぎ役であるチョ・ソヒョンを自由にさせない。
FWの中心選手パク・ヒヨンが下がれば、2列目のウィングの選手が最前線にポジションチェンジを行うなど複数
のオプションプレイがあるのでケアしていきたい。
○日本のプレッシャーに、韓国がロングボール主体の攻撃に切り替えざるおえない状況に持ち込みたい。
~近年、女子サッカーを強化し始め、進境著しい韓国代表との対戦。
その実力は、年々上がっており、日本に追いつけ追い越せと勢いを感じます。
代表チームには、昨年U-17,U-20のW杯世界大会で活躍した若い選手が5人も登録されているとのこと。
その急先鋒として活躍しているのが、INAC神戸所属のチ・ソヨン選手。
才能あふれるプレーぶりは、なでしこリーグでもいかんなく発揮され、現在得点ランキングで大野選手の8点に継ぐ7得点をあげています。
じつはINAC神戸の無敵の大きな要因に、代表中心選手ばかりでなく、チ・ソヨン選手の活躍があるとみています。実際見て、秀でたひとつひとつのパフォーマンスは印象に残りました。
チ・ソヨン選手、きょうインタビューで応えていましたが、ポジション的に「澤姉さん」と対峙することをとても意識している様子でした。
(澤姉さんと、韓国語の訳でした)
澤vsチ・ソヨン、この攻防がゲームの趨勢を占うといっても過言ではないと思います。
澤姉さんが貫禄を示し、主導権を握り、日本が勝つのはみえていますが、ね!