メキシコ
FIFAランキング22位
W杯出場歴;1999年第3回大会出場 1次リーグ敗退
◆GK
Erika VANEGAS #1
22才 170cm 代表14試合出場
Pamela TAJONAR #12
26才 174cm 36試合出場 Club Atlético Málaga(スペイン)
Cecilia SANTIAGO #20 (サンティアゴ)
16才 174cm 14試合出場 Club Santos Laguna(メキシコ)
◆DF
Kenti ROBLES #2
20才 161cm 14試合出場;無得点 RCD Espanyol(スペイン)
Rubi SANDOVAL #3 (サンドバル)
27才 175cm 72試合出場;5得点
Alina GARCIAMENDEZ #4
20才 176cm 20試合出場;1得点 Stanford University(アメリカ)
Natalie VINTI #5 (ヴィンティ)
23才 174cm 23試合出場;無得点 University of San Diego(アメリカ)
Natalie GARCIA #6 (ガルシア)
21才 169cm 3試合;無得点 University of San Diego(アメリカ)
Monica ALVARADO #14
20才 165cm 5試合:無得点 Texas Christian University(アメリカ)
Luz del Rosario SAUCEDO #15 (サウセド)
27才 156cm 94試合;2得点
◆MF
Juana LOPEZ #7
32才 153cn 104試合;14得点
Guadalupe WORBIS #8 (ウォルビス)
27才 165cm 98試合;22得点 ITESEM Puebla (メキシコ)
Dinora GARZA #10 (ガルザ)
23才 163cm 33試合;9得点 Tigres de la UANL(メキシコ)
Nayeli RANGEL #11 (ランヘル)
19才 171cm 30試合;3得点 Tigres de la UANL(メキシコ)
Liliana MERCADO #13
22才 163cm 12試合;無得点 UDLA Puebla(メキシコ)
Teresa NOYOLA #17
21才 159cm 9試合;無得点 Stanford University(アメリカ)
◆FW
Maribel DOMINGUEZ #9 (ドミンゲス)
32才 161cm 93試合;68得点 L'Estartit(スペイン)
Charlyn CORRAL #16
19才 152cm 20試合;3得点 Monterrey Royal Eagles(メキシコ)
Veronica PEREZ #18
23才 159cm 25試合;4得点 Saint Louis Athletica(アメリカ)
Monica OCAMPO #19 (オカンポ)
24才 159cm 39試合;14得点 Atlanta Beat(アメリカ)
Stephany MAYOR #21 (マヨール)
19才 161cm 17試合;5得点 UDLA Puebla(メキシコ)
◆6月27日vsイングランド戦のスタメン
---------------9ドミンゲス-----------------
19オカンポ----------------------21マヨール
------11ランヘル---------10ガルサ-----
---------------8ウォルビス---------------
15サウセド--3サンドバル--6ガルシア--5ヴィンティ
--------------20サンティアゴ---------------
ドミンゲス1トップの4-3-2-1は、守備時にはドミンゲスを残して4-5-1にもなる。
イングランド戦序盤、イングランドの攻勢にメキシコは自陣に引いた状態が続く。
オカンポ、マヨールの両ウィングも引いているため、ボールを奪取しても孤立した1トップのドミンゲスに縦に入れるだけでその先が繋がらず、30分過ぎまでシュート0本でした。
イングランドのプレッシャーに、自陣後列でインタセプトされ度々ピンチに陥り、逃れて与えたコーナーキックから、イングランドにヘッドを決められ先制を許しました。
30分過ぎから、中盤の10番ガルサ選手が、攻撃の起点として目立ち始め、メキシコの攻撃が活性化していく。
ガルサが縦に持ち上がった初めてのチャンスから、ガルサがDFを引き連れて出来たバイタルのスペースに19オカンポが入りパス→オカンポがしっかり振りぬいたシュートは、ゴール左上隅に決まり同点となりました。
メキシコ、1stシュートで同点でした。
後半は、やはりガルサが中盤でよい起点となり、両ウィングが高く機能し、選手間の距離よくパスが回り、メキシコのポゼッションが有利に展開。
またガルサからDFの裏へ抜けるドミンゲスへのスルーパスが、たびたびゴール前を脅かす武器となりました。
まずFWドミンゲス、MFガルサは要警戒。
シュート力ある両ウィングのオカンポ、マヨールにフリーで撃たせないこと、、ドミンゲスのFKも脅威。
ドミンゲスが裏に抜けてくるので、海堀とDFの連携はニュージーランド戦以上にしっかりと!
また、GKのサンティアゴは強いシュートにとても反応のいいGKですので、しっかりコースを狙ったシュートを、日本は撃てればと思います。
昨年のu-20ワールドカップで日本が対戦した時、15才だったGKがサンティアゴ。
至近距離から岩淵、中島らのシュートを跳ね返し続け、3-3の引き分けに大貢献でした。
もうフル代表の正GKとは、よほどの逸材なのでしょう。
ちなみに、昨年のU-20から、今回メキシコ代表に入った選手は8人もおり、そのうち4人がスタメン。
32才のドミンゲス他は、年齢層の若いチームです。
とはいえ、メキシコのパスの荒さや、3-4列目でパスミスが多くピンチになる、セットプレイのマークが甘い、攻撃主体の選手は4人ほどと少ない、サイドバックからの上がりが少ない、カウンターからワイドに展開できず人数もかけれないなど、
またドミンゲスを中心に展開するから滞ることが多いです。
日本が突ける余地は十分にあると見受けます。
守勢から間隙を突いたり、後半は試合のペースを変えてくるなど、狡猾なメキシコではあるから、緩むことなくしっかり90分集中してのぞんでもらいたいところです。