昨日は埼スタで新入団の選手の記者会見がありましたが、選手それぞれが抱負を述べたコメントの中で、とりわけこれからの意気込みの強さを感じたのが、清水から移籍してきたFW原一樹選手に思えました。
「個人の目標としても優勝というのを目指していますし、優勝するために浦和に来たという気持ちもすごい強く持っています。個人としては、優勝に向かっていくために確実にゴールは必要ですし、勝利につながるゴールを1つでも多く取って、優勝に貢献ができるよう、頑張っていきたいと思っています」
「何度か(埼スタの)ピッチに立たせてもらって、本当に独特の雰囲気もありますし、今までは敵としてやっていて、びびってしまう部分もあり、このチームに加入することによって、ファン・サポーター、応援してくださる方、みんなが仲間になるわけで、僕がピッチに立ったときに背中を押してくれるのは、たくさんのファン・サポーターの方だと思います。
認めてもらって、僕がゴールを取って、ファン・サポーターの方が勝利で喜ぶというのが一番だと思うし、この大きなスタジアムでたくさんのファン・サポーターを沸かせられるようなプレーをしていきたいと思います。そうなれるように頑張っていきたいと思います」
~ファン・サポーターを大事に思い全力でプレイする気持ちが伝わってきます。(ファンサービスも良さそう)
「率直に、このユニホームに袖を通せたことが嬉しいですし、誇りに思いますし、その責任を背負ってピッチに立たなければいけないと思います。
本当に僕の新しい人生の第一歩を今日踏み出せたかなと思います。
平川さんと堤君とは自主トレを一緒にやっていて、一週間以上一緒に生活をしてすごく仲良くしてもらいましたし、それ以外の選手でも高崎は大学の後輩で知らない選手がまったく無いわけではないですし、良くしてくれる先輩も可愛がれる後輩もいるので楽しみですし、しっかりやっていこうと思います。」
ー浦和サポに向けてー
「一日でも早くピッチに立って、名前と顔を皆さんに覚えてもらって、皆さんの熱い声援を受けてピッチに立って点を獲りたいと思いますので応援よろしくお願いします。」
◆原 一樹
1985年1月5日生まれ(26歳)千葉県松戸市出身
FW 177cm/75kg
利き足/右
市立船橋高 ー 2002年;全国高校選手権優勝(チームメイトに小川佳純、カレンロバートら)
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駒澤大学 ー 04~06年;全日本大学選手権3連覇(チームメイトに巻佑樹、ほか)
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2007年清水エスパルスに入団、今年5年目。
[ 清水での4年間 ]
リーグ戦 62試合出場/11得点
ナビスコ 27試合出場/5得点
天皇杯 11試合出場/6得点
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通算 100試合出場/22得点
昨年は、
リーグ戦 10試合出場/2得点
ナビスコ 9試合出場/2得点
天皇杯 3試合出場/ 2得点
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22試合/6得点
うち、リーグ戦京都戦(ホーム)と、天皇杯2回戦Honda FC戦に先発出場。(いずれもゴールを決めている)
他19試合はすべて後半から途中出場。
清水では、ほとんどがスーパーサブの起用から、前線を活性化するスピードと突破力が持ち味。ロングレンジからのシュート力と、ゴール前でのヘディングの決定力も有する。
カウンター時のスピードに乗った攻撃が、原選手が加わることによって今までにない面白い展開になることを期待できそうです。
DFと対峙して果敢に勝負する姿勢や思い切りのよさは好感を持たれるはずですし、これから多くのサポの支持を獲得していくのではないでしょうか。
達也や元気、峻希、梅崎、セルヒオといった同じアタッカーの選手たちにはいい刺激となり、決定力の向上をもたらすことを期待します。
そしてなにより、原選手が熱い気持ちに応えて活躍することこそ、もっとも期待できると思えます!