生きてりゃいいさ | ほめ達!西村貴好オフィシャルブログ

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世の中を明るくし、真に豊かな社会を実現する日本ほめる達人協会 理事長 西村貴好のブログです。

小学生の臨海学舎で、天橋立(あまのはしだて)に


行きました。


遠泳で、みんなで泳ぐ。


その前に、記念撮影。


 


その後、さらに遠泳。


 


泳ぎ終わって、先生たちがざわついています。


慌ただしく、宿に戻るようにとの指示、


とにかく、皆んなで集合して、宿へ、そして部屋へ。


 


その後のことは、あまりよく記憶していないのですが、


食事をして、部屋割りされた部屋へ。


 


5人だったか、6人だったかの相部屋。

私の部屋に一つ誰も寝ていない布団がありました。


 


その日は、その布団に友人が戻ってくることを


待ちながら、夜を過ごしました。


 


しかし、


彼は、戻ってこれませんでした。


 


修学旅行の一行の帰阪から、一週間ほど遅れて、


彼はバスではなく棺で戻ってきました。


 


その時の校長先生のお話、その内容は覚えていないのですが、


表情と姿は、ありありと記憶しています。


戦争で右足を焼夷弾で撃ち抜かれ、その足を引きずりながら


普段は笑顔で、堂々とお話しされていた校長先生。


大きなその体を、小さく小さくしてお話しされていました。


 


さらに印象に残っているのが、


担任のT先生です。


これまでお会いしたどんな先生よりも情熱的な先生。


教室の皆んなが、大好きな先生。


大人になって、


憔悴するとは、こいうことかと理解できた。


その当時は、T先生の心の痛みは、私は理解できていなかったと思います。


 


仲間を急な事故で失った私たちに


T先生が、私たちにこの歌をプレゼントしてくれました。


 


 




この歌に支えられて、これまで生きてきたのかもしれません。

生きてりゃいいさ。