今日は、朝から飛行機で東京へ移動して、
連載中のウェブマガジンの取材と
「ほめ達!」アカデミーWeb授業、それに
「ほめ達!」ポッドキャストの音声収録でした。
およそ3時間半、お話しし続けました。
それも通常の研修や講演とは違って、
これまであまり話したことのない内容を、
いわゆる新ネタの披露です。
また、この3時間半の新ネタ披露が、
毎月一回、15回以上続いています。
というか、これからも続きます。
これがありがたい。
毎回、お話しさせていただく内容を準備する。
3時間半から4時間話すためには、
およそ、その3倍の内容は準備します。
音声収録は、ありがたいことに大体一回録りでOKがでます。
それだけ事前準備をして、内容を削りこんでいるからです。
明日は、
東京日本橋でWASEDA NEOの授業です。
朝7時20分から8時20分までの1時間。
1時間という限られた時間だからこそ、
事前の準備が重要になります。
「10分のスピーチをお願いします」
と言われたら、
「ひと月時間をください」と言います。
「1時間のスピーチなら?」
「三日ください」。
「どれだけ長く話してもいいなら?」
「今からすぐでも大丈夫です!」
これらの会話の意味をご理解いただけますでしょうか。
伝えたいことがある時、
短い時間で伝えないといけない、
その時間が短ければ短いほど、準備が必要になるのです。
だから、
成長もできる。
「制約条件は、成長条件である!」
そう教えていただきました。
明日の1時間のために、これからさらに準備を続けます。
おそらく寝ながらも、話す内容をリハーサルしていると思います。
明日、朝5時過ぎの起床の瞬間から、
さらに具体的に仕上げの準備をします。
そして、
会場について、参加者の顔を拝見した瞬間、
それらの準備をすべて捨てて、
参加者がその日、その時に必要とすることをお話しします。
それまでの準備が無駄になるか、
まったくそうではありません。
明日の講義だけでなく、
それまでに準備しては、話さず捨ててきた内容が、
すべて自分の中に積み重なっているので、
明日話さなかったことが、いつの日にか、
誰かの役に立つ場面で出てくるのです。
そして、
講演で話さなかったとしても、
それらの準備が自分の中で発酵してゆき、
やがて音声コンテンツや取材の中で陽の目を見る。
すべての準備は無駄にならない、
だからこそ、過剰なほど準備ができるのです。
準備をしないとうことは、
失敗をする準備をするということ。
そして、
準備をするということは、
自分の人間力エンジンの排気量を大きくし
馬力を上げるターボをつけること。
アウトプットという成長の舞台があることに
心から感謝です。