西池袋TKデンタルクリニックの武末です
本日 2021年7月12日 月曜より8月22日まで 東京都は4度目の
緊急事態宣言の下におかれることになりました。
正直、世間の声を聞くと、
「慣れた」 「正直緊張感がない」 などの意見が多く感じます。
我々歯科医療従事者としては、この緊急事態の宣言の中、何ができるのか？
ちゃんと考えなくてはなりません。
個人としては、ワクチンを打つ側になる要請が来た場合にはしっかりと
備えておきたいとはおもいますが、現時点では、ワクチンそのものが
安定供給できてないようなアナウンスがきている状態です。
またチームとしては？
インフルエンザもそうですが、口腔内の健康状態が悪い方は良い方と比較して
ウィルスの感染が起こりやすいというのは言われていて、この新型コロナウィルスに
関しても同様の研究結果がでてきております。
その部分で、歯科受診をしっかりと促し、１人１人の患者さんの細かい状態にまで
気を配り、またみなさんのモチベーションが低くならない様な声をかけたりと
やることはたくさんあります。
また私を含めたスタッフの健康管理と言う部分でも、最新の注意を払わなければ
なりません。（コロナ禍の1年以上の中でスタッフの体調不良がないのは素晴らしいことです）
では、１人の東京都民として？日本国民としては？
これは色々と思うところがあります。
大きい問題としては、実家に帰れないということ。いまだに都民が地方に行くことに
感染源としての心配をされる一定の層が存在する以上、私も父も医療従事者ですから
十分すぎるほどの慎重さが求められます。
年末年始も帰省できておりません。
先日、水害から診療を復活させた後も、その診療室を実際にこの目で見ることすら
できておりません。
また受験生の娘を抱える１人の父親としても複雑な気持ちでもあります。
シンガポール は 今回の新型コロナウィルスに対しては、今までのインフルエンザと
同じようなエンデミック（風土病）として付き合っていく旨の声明をだして
暗闇からの脱出をイメージできるような「一筋の光」を表現したと聞きました。
日本と他の国を同様に語るつもりもありません。
日本は、これから2ヶ月ほどオリンピックという大きなイベントを抱えています。
それらが終わった時に、みんなが幸せな気持ちになっている。。。
そんな情景を想像し、祈ることくらいしかできませんが、そうなって欲しいものです。
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