派遣型マッサージ店員への性的暴行を働いたとして逮捕された某俳優A氏の制裁で思うこと | 本当は怖いマーケティングの話/小林カズヒコ呪術的日常

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「1業種1クライアント制」徹底遵守の仁義あるコンサルによる、ほかでは言えないマーケティングの不都合な真実

派遣型マッサージ店の女性従業員へ性的暴行を働いたとして、

2月1日に逮捕された某俳優A氏の件。

彼の出演した映画の公開延期のみならず、

過去の作品まで封印しようとする動きがあるようですが

いかにも日本っぽいといいましょうか、

即、団体責任みたいな風潮なんとかなりませんかね。

作品は作品であり、そこに罪はないはず。

 

たとえばビルや道路を作った際、それに関与した人が罪を犯したら、

ビルとか道路も壊してしまえという考えと同じです。

A被告はこれから裁判にかけられ、罪状を言い渡されますが、

法によって裁かれるのであり、

関わった仕事まで抹殺していいという法律はありません。

必要以上の制裁であり、実に馬鹿げている。

 

ちょっと飛躍しますが

日本のCMの大半がゴミのような差し障りのない表現に終始しているのも

こういった事なかれ主義の一つに思えます。

法を犯したり身勝手な振る舞いに寛容であれと言っているのではないので

念のため。